物流よもやま話 Blog

  • コボットの惑星 第5章 協働と矯正、そして

    カテゴリ: 予測本質

    Collaborativeと銘打たれたロボットの特性――その本質は協業を第一義としている。
    実稼働の幾種かを少し知る程度でも、すでに秀逸な機能やさらなる拡張性を疑う気持は霧散してしまうだろう。
    「今でもこんなにすごいのに、さらに開発が進んでゆけば・・・」と感嘆の声の先に言葉を継げないのは、私だけではなさそうだ。

  • コボットの惑星 第4章 まちがわないコボット

    カテゴリ: 予測本質

    物流業務に限ったことではないが、人間は同じまちがいを繰り返す。
    いつの時代でも、「かつてない出来事」や「前代未聞の不祥事」「有史来の逆境」などと、大仰な言い回しで目の前の現象を表現するが、その大半は歴史や履歴や沿革などの不勉強や短絡な思い込みに過ぎない。

  • コボットの惑星 第3章 テセウスの船

    カテゴリ: 予測本質

    物流現場は標高ゼロの地点にある。
    言い換えれば「間違いは常在しており、それが皆無となる世界など想像できない」となる――はあまりにも極論すぎるのだろうか?
    われわれ物流屋は荷主企業が「ゼロ」を目指す道程の途中にあるどこかで業を営み、毎日それで食っている。

  • コボットの惑星 第2章 ドラえもんとのび太

    カテゴリ: 予測本質

    1994年にNEDO(現在の国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)が企画し、広報・教材ビデオとして制作された『ドラえもん のび太と未来ノート』は、その主題をエネルギーから物流に代えてリメイクしても、今の時代に十分適用可能なコンテンツだと思える。
    そうなると、のび太君とドラえもんの配役が気になるところだが、読者諸氏ならどう考えるのだろうか。

  • コボットの惑星 第1章 物流の未来ノート

    カテゴリ: 予測本質

    「ロボットからコボットへ」
    こんな謳い文句を見聞きしたことがある読者諸氏は多いだろう。
    日本国内ではまだ黎明期・試行期だが、欧米では市場参入者の急増が続き、製品やサービスの投入が活発化している。いくつかの要因の重なりによって、顕在化している現在の市場ニーズを上回る供給量となってしまい、統計的には一時的ながらも足踏みから伸び率の鈍化という状況になっている

著者プロフィール

永田利紀(ながたとしき)
大阪 泉州育ち。
1988年慶應義塾大学卒業
企業の物流業務改善、物流業務研修、セミナー講師などの実績多数。

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