海外での物流拠点
(整備済中古楽器EC・経営者)古い和楽器や洋楽器をレストアの後調律し、海外向けに販売しています。この数年で購入者の構成比率が、過半数以上を占めた中国から東南アジアに急激にシフトしています。
現状より更にタイやインドの市場拡大が見込めるので、国内からの個別出荷ではなく海外の物流拠点を考えたいのですが、日本企業が安心して契約できるような「倉庫会社」はあるのでしょうか?(サービスについての概念を共有できるのかという不安です)
創業以来、自社で入荷・検品整備・保管・出荷までを行ってきたので、国内外の倉庫会社などの事情に疎く、どこに相談してよいかわかりません。
詳細な回答を求めているのではなく、まず「海外で物流業務を委託できるのか?」の正誤を知りたく、投稿しました。
回答は「正」です。
シンガポールやマレーシアをハブとするECマート付随の物流施設やネットワークは、急速に拡がりつつあります。
この流れがタイ、インドに波及するのは時間の問題で、特にインドは世界屈指のIT技術者輩出国です。次の波動到来の予感がします。(関連記事:物流よもやま話|越境の地では)
中国資本の積極的な進出と、それに追随するように多数の国内企業が多岐にわたる提携や拠点設置を進めています。
高額品が大部分を占めしかも特殊梱包が必要。となれば、委託できる運送会社は国内に数社しかありません。
実務でお付き合いのある「運送会社」として認識されているその企業こそが、東南アジアでの中継やDC機能の提案者として一番ふさわしいのではないかと考えます。是非ご相談なさるべきです。
取扱品がアパレルや雑貨品などであれば異なる回答を用意したのですが、貴社の商材と品質保証の観点からは本内容が妥当と思います。
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