世代によって使用する単語が違う、、、言い換えれば「単語や言い回しで年代がわかる」という傾向を実感することが多くなった。
テレビ番組で出演者が遣う言葉だったり、若い方の書いたコラム記事や各種ニュースで用いられる表現などでも「ん?今の言葉は何じゃ」と引っ掛かってしまうことが増えた。
人手不足なのに給料が上がらないのはなぜですか?
というきわめてまともで単純な質問を受けたのは先々週のこと。
読者諸氏ご承知のとおり、その回答は「卵と鶏」のハナシから始めて、「だからデフレーションからスタグフレーションと移り変わるのですよ」という毎度の〆となる。
画像や重量による感知では、生産段階で商材自体に形状識別の符丁となる「しるし」や「かたち」を加えてやれば、誤判別や誤認識を回避できる――という特性は魅力的だし、感知装置自体もメンテナンスさえ適切に行っていれば、初期投資以外の高額な維持費用や消耗品費などは発生しないと聞く。
物流分野でのRFID普及の動きがタイヘン鈍いと感じている。
真面目に探せば公の統計があるのかもしれないが、その手の数値よりも業界の当事者から聴き取った情報のほうを優先してしまう。そもそも行政による予測もしくは目標値設定がなされていたのかすら知らない。
長い疫災がとりあえずながらも収束。
各地各分野で「回復」や「再開」といった言葉が盛んとなっているが、戦争やら過剰な物価高やらが再起再興の意気に水を差すのはいただけない。
人間を苦しめる仕組は必ず滅びるとはいえ、今を生きている者にとっては、歴史の長い波動を忍耐強く待つような余裕などない。まさしく政治の出番だろうと思う。
谷村新司氏逝去。
記憶のアルバムに付されたインデックスのような数々の曲。あなたの歌声は私の中学生時代の出来事や思い出の中に流れるBGMです。
そしてヤンタンでは、おなかが痛いほどの爆笑話やエピソード、今や伝説化されている「重いコンダラのコーナー」など、名パーソナリティとしてのあなたも大好きでした。
永田利紀(ながたとしき)
大阪 泉州育ち。
1988年慶應義塾大学卒業
企業の物流業務改善、物流業務研修、セミナー講師などの実績多数。
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