物流よもやま話 Blog

  • 送料無料と送料別途

    カテゴリ: 予測

    またこんなハナシで申し訳ない、と書出しからお詫びしてしまう。
    EC専業を中心とする個配使用額の大きな企業からの問い合わせや相談が増える一方なので、どうしても頭の中をぐるぐる廻ってふわふわ漂う。
    5000円の商品を「送料無料」か「送料別途」とするかで逡巡している企業があるとする。
    その表記は粗利の一割以上を左右するので決断に迷う。
    値引きや上乗せは純利益の増減と同義なので、企業にとっては忌々しき問題であるし正解を確定できないのだ。
    結局は「印象の良し悪しと売上への影響」を皆で考え、販売情報に恐る恐る記す。

  • ひとはしろいしがきほり

    カテゴリ: 経営

    先月初旬だったか、「ユニクロがすげぇことを始めた」と知り、内容を確認してみた。
    確かにすごい。TOYOTAのアパレル版をやろうとしていると感じた。
    しかしながら物流業務全容からトリミングされているので、切り落とされた残りの部分が気になった。
    「すげぇこと」と「今までどおりのこと」の業務連動や庫内同居に支障が出るのではないか?という外野の老婆心みたいなものである。
    巨大メーカーのような一方通行物流なら完結可能だと思うが、国内外で多数の実店舗とECを運営するアパレルSPAなら不可避の、二次派生業務はどう処理しているのか気になった。

  • 倉庫の「あやかし」と「まやかし」

    カテゴリ: 本質

    原因不明。
    物流現場で頻繁に出る言葉である。
    「うーん、、、」と皆で唸ったり、無言で首を傾げたり、毎度のことなのでスルーしたり。
    パート従業員や現場担当社員から報告を受けた管理者までが「うーん、、、」ということも珍しくはない。むしろ、トラブル時に発する社員や管理責任者の言葉ランキング上位に食い込みそうである。

    原因のない結果は存在しない。
    ということぐらいは誰でもわかっている。
    誤入荷・在庫差異・誤出荷・データ処理ミスなどの現場で起こる事件・事故・事態・事情・事実。その原因のほぼすべてがヒューマンエラーであることも全員が知っている。なのになぜ唸ったり、黙り込んだり、見て見ぬ・聞いて聞かぬふりをするのか?

  • 着払いと後払いと受取拒否

    カテゴリ: 予測

    配送の問題を書くたびになんとなく気分が重くなる。
    増税や憲法改正問題と同じように、文句を言おうが反論や批判の記事を書こうが、結局は抗いようがない要素があまりにも多いからだろう。

    国内物流は個配比率が上昇し続けている。ゆえにその市場の効率化のために、IT技術などをふんだんに活用した仕組の開発は進む一方である。
    現在当たり前のように存在する、掲題の「着払い」「後払い」「受取拒否」も近い将来にはなくなってしまうだろう。「代引き」についてはもはや説明するまでもない。
    正確には「なくなる」のではなく「形を変える」ということである。
    理由は単純明快。

    「コストが大きく対面属人性の作用が不透明で、業務効率の測定と維持に支障をきたす」

    である。

  • 倉庫会社の正規と非正規

    カテゴリ: 実態

    たまに聞かされる話に、「モグリの倉庫会社」という言葉が出てくることがある。

    過去に何度か質問されたこともある。

    正確には届出済み営業倉庫か否か?のハナシだと思うので、この機会にちゃんと説明しておきたい。

    まず第一に、営業倉庫の登録には、事業主体のあれこれはたいして作用しない。

    その届出に最重要な要件は「倉庫建屋」の諸条件を満たしていることで、運営会社の規模や経営数値が厳格厳密に査定され、届出受理に大きな影響を及ぼすことはない。

    このハナシ、どう書いても一般には理解困難な内容が並ぶので、あらかじめお断りしておく。

    ややこしさを多少でも緩和するために、まずは箇条書きでポイントを並べてみる。

    (基本的には実体験に基づいた所見と要約なので、小綺麗なテキスト風の表現はできませぬ)

  • タマシイがある。ホトケをつくる。

    カテゴリ: 信条

    職分として、私の守備範囲は業務フロー設計からそれを用いて業務管理まで完遂できる社内専門職を養成し、現場へのプリンティング(反復OJTによる徹底的な業務フローの刷り込み)方法と管理手順を身につけてもらう、までである。

    もちろん、事後の一定期間、品質管理は如才ないように手当てするし、実務の継続的なサポートもサービス・メニューとして用意している。

    物流相談も好評いただいているので、来月からレギュラー・メニューに加わりそうである。

    しかし、顧客企業の「魂」にあたる部分については、理解して前提条件として認識することはあっても、一切の関りや進言をすることはない。

    「しない」のではなく、「してはならない」と決めている。

著者プロフィール

主筆 T_NAG
大阪 泉州育ち。​
1988年 慶應義塾大学卒業。
しかし、ボンボンでもイケメンでもない。

失敗や挫折の数なら、世界規模の自慢大会に出ても結構いい線行くのでは?
と自画自虐しています。

映画と音楽と小説が大好き。
カメラは人生の伴侶みたいなもの。昔は車マニアでしたが、最近は楽にドライブできることが最重要。なので、燃費と快適性が車選びの基本に。

泥臭い努力型の典型なので、弁舌鋭いキレキレな遣り取り、とかは無理です。

【仕事の自慢】
「取引する企業は必ず業績が良くなる」
​何にも替えがたい喜びです。

【好きな言葉】
「粗にして野だが卑ではない」
​絶対に曲げることのない信条です。

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