物流よもやま話 Blog

ちょっとしたコツ

カテゴリ: 経営

企業物流の改善依頼は二つのパターンがその大半を占める。

一つは、本当に問題が山積露見していて緊急手術が必要なケース。
なのに、ある程度の計画期間をかけて吟味しながら遅くとも〇年後までには、、、
去年でも一昨年でも遅すぎたのではないか?
とは言えないので、いや年内、遅くても今期の事業年度内にはやりきりましょう。
と引きつった笑顔で提案。

他方は、経営者がものすごい意識の高さを述べて、物流改革を希求しているのだが、
「一体何が貴方をそこまで追い詰めているのですか?」
と内心訊きたくなるようなケース。
現場を内見すると「どこがどうタイヘンやねん!」と突っ込みたくなることが大半である。
しかも具体的な改革点はトップ以下誰も説明できないし。

毎度毎度のことながら、経営の意識とは厄介であるなと、つくづく思う。
傍から見れば、自分も大いなる偏狭偏執偏向があって、それに接した外部者は同じような感を抱いていたのだろう。
自身を棚上げしたり正当化するつもりは一切無いので、悪しからず認めておきたい。

企業の物流状況に審判を下す立場ではないと自認しているし、評論する気もさらさらない。
具体的な現状最適を考えるだけである。
維持なのか拡張なのか、縮小なのか。
現業態にとどまるのか、新業態にシフトするのか、並立するのか、並立から移行なのか。
それに応じた設計をするだけである。

別に難しくない。
だって、同じだもの。
何を売ろうが、誰に売ろうが、国内外のどこに出荷しようが。
現場にそれを知らしめる必要などない。
そんなこと知らなくても、指示通りに仕事していれば一日が終わる。

それでいい。
そう言えるには、ちょっとしたコツがあるだけ。

たいしたことではないのだけれど。

著者プロフィール

主筆 T_NAG
大阪 泉州育ち。​
1988年 慶應義塾大学卒業。
しかし、ボンボンでもイケメンでもない。

失敗や挫折の数なら、世界規模の自慢大会に出ても結構いい線行くのでは?
と自画自虐しています。

映画と音楽と小説が大好き。
カメラは人生の伴侶みたいなもの。昔は車マニアでしたが、最近は楽にドライブできることが最重要。なので、燃費と快適性が車選びの基本に。

泥臭い努力型の典型なので、弁舌鋭いキレキレな遣り取り、とかは無理です。

【仕事の自慢】
「取引する企業は必ず業績が良くなる」
​何にも替えがたい喜びです。

【好きな言葉】
「粗にして野だが卑ではない」
​絶対に曲げることのない信条です。

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