物流よもやま話 Blog

  • 保管料相場の水門

    カテゴリ: 予測

    保管料の私見。
    極めて独善的であり放埓・極論かもしれないが、記してみたい。

    妥当な保管料単価をきちんと説明できる会社は少ない。
    一般事業会社、物流関連会社ともに、まずわかっていない。
    なので、他社の提示額や便利な「相場」という世間話や噂話の域を出ない偏向・無責任指数を引合いに出して見積作成する。

  • 違和感の有無

    カテゴリ: 本質

    良い現場と悪い現場の見分け方には幾つかある。
    素晴らしい建屋と各種認証システムによるセキュリティ。
    センサーによるLED照明の点消や空調コントロール。
    デジタル管理されたマテハン。お金で買えるものを書き出したらたくさんある。
    が、現場の良し悪しと設備のそれは必ずしも一致しない。
    建屋を含む設備の充実を否定しているのではない。
    むしろ羨ましいぐらいである。
    倉庫内の従業員にとって、空調や照明、休憩所や食堂の充実は何よりの好遇だし、そんな環境を用意できていない雇用側の一人として、現場の人間には申し訳ないと内心で懺悔していた。
    しかし、労働環境とは別に、現場にはゼロ環境というのが重要で、それがあるかないかで仕事の仕上がりが大きく違ってくる。

  • なんでやねん

    カテゴリ: 経営

    自社の物流がどうなればよいのか?
    これを具体的に話す経営者・経営層は極めて少ない。
    が、現場の社員やパートさん達は断片的で対処策ながら、実に明瞭簡潔に即答することが多々あった。
    問題意識が明確で改善後の適当な形が描けているのだろう。

    経営者には概念的な理想を語る要があるし、最上位の方針として、理念を明文化して告知することは疑いのない必須事項である。

    営業とは、
    開発とは、
    管理とは、
    広報とは、

    各社きちんと定義されているし、それぞれに信念を感じる言葉が並ぶ。

    物流とは、

    ・・・・・・・・・・どっ、どこも書いてへんやないか。
    なんでやねん!

  • 入口と出口

    カテゴリ: 余談

    物流改善の入口と出口。

    入口が多くて三つ。(五つと言ってきたが、近年減ってきた)
    出口は二つ。
    これが経験上の実感。

    事業者側の説明は十人十色であるし、業界云々が加わると会社の数だけ入口があるように聞こえる。
    入口とは現状のパターン。

  • 資 材

    カテゴリ: 余談

    資材のことが頭に浮かんだので、忘れないうちに書いておく。
    ここでいう資材とは物流現場にあるそれであって、その他業務に必要なものは含まれない。

    あまり意識しないところかもしれないが、梱包資材はかなり成熟した分野。
    物流屋が言う「資材屋さん」は現場対応型の営業を主としていて、規格や強度、ロットについて素晴らしいレスポンスで提案と見積を揃えてくる。

  • 自社の定規

    カテゴリ: 経営

    一般の事業会社と同様に運輸や倉庫などの物流関連企業も、往々にして「当社独自」を謳う。
    差別化に独自性は必須。
    それは理解したうえで、敢えて言いたい。

    他社がやっていないことにこだわり、自社の個性や独自性として訴える。
    他社がやっていないことなのに自社がこだわる理由を再考してみる。
    この二つの角度から業務を評価することが重要であると思う。

著者プロフィール

主筆 T_NAG
大阪 泉州育ち。​
1988年 慶應義塾大学卒業。
しかし、ボンボンでもイケメンでもない。

失敗や挫折の数なら、世界規模の自慢大会に出ても結構いい線行くのでは?
と自画自虐しています。

映画と音楽と小説が大好き。
カメラは人生の伴侶みたいなもの。昔は車マニアでしたが、最近は楽にドライブできることが最重要。なので、燃費と快適性が車選びの基本に。

泥臭い努力型の典型なので、弁舌鋭いキレキレな遣り取り、とかは無理です。

【仕事の自慢】
「取引する企業は必ず業績が良くなる」
​何にも替えがたい喜びです。

【好きな言葉】
「粗にして野だが卑ではない」
​絶対に曲げることのない信条です。

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