多くの企業や役所では今週後半から夏季休暇期間になるようだ。
台風やら危険高温のニュースが続いているが、かたやで各地では花火やら海水浴やら夏祭りなどの各種イベントが制限解除の号令の下で盛んに催されている。
そうなると、コロナ禍前には毎年の風物だった高速道路の渋滞予測、新幹線や航空機の予約状況と駅や空港の混雑などが連日のように報道されるわけだが、これも久しぶりである。
いやはやしかしヒドイ暑さが続く。身の危険を感じるような熱気が日中と日没後しばらくは膨張したままで街中に居残っている。庫内外での作業者はくれぐれも自衛してもらいたい。
管理者諸氏には巡回頻度を増やして、作業者たちの体調確認を怠らぬよう切に願う。よくあるパータンとしては、顔をほてらして呼吸が乱れているにもかかわらず、当の本人は一心不乱に作業に没頭していて、自身の異常に気付かないという状況だ。
♪暑中ぅうお見舞い申し上げますぅ~ ……で、「キャンディーズかっ!」とツッコめる貴方はジイサンかバアサンか後期オッサンか後期オバハンである。
というハナシはどうでもよい。
やはり今年も豪雨と酷暑のまだら攻撃に翻弄されっぱなしの梅雨末期となっているではないかと憂うつこの上ないワタクシなのだ。
なんだか急に暖かくなってしまった。ついこの前まで異常低温やら線状降雪帯のハナシばかりしていた気象庁だが、一か月予報ではちゃっかり「3月は高温傾向」と報じている。
延々と続く長い夏と変化激しい冬に圧されて、春と秋の領域は年々小さくなってゆく。
今年もゴールデンウィークあたりからいきなり夏季が始まり、そのまま半年近くダラダラと暑気が居座るのかと思うと憂鬱この上ないのだ。毎度書くが花粉も黄砂も要らん。
いわゆるレス言葉の始まりは「コード」「シュガー」「キャッシュ」「キー」「ペーパー」あたりか?としかめっ面でブツブツ言いながら書き始めている。
チケットレスやカード会社のCMで流行ったプライスレスなども結構な古株だろうが、〇〇レスというたくさんの造語が人々の日常に違和感なく混じるようになって久しい。
この原稿を書いている今は11月23日未明。
つまりサッカーワールドカップ・カタール大会で日本代表が初戦を迎える日である。
前回のロシア大会同様に、日本国内での報道や各媒体での特集は目白押し。テレビでは前々夜祭、前夜祭、当日朝の直前情報などと、カウントダウンさながらに盛り上がっている。
永田利紀(ながたとしき)
大阪 泉州育ち。
1988年慶應義塾大学卒業
企業の物流業務改善、物流業務研修、セミナー講師などの実績多数。
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