
ホッチキスを使用している倉庫現場や事務所は多いと思う。
いまや「針なし」が主流化しているらしく、私も仕事用書類には針なし型を使う。
金属製の針に異物感――という人が過半数なんだろうなぁ、がその理由である。
(ちなみに今時の古紙再生工場は分別技術が進んでいるので、紙よりも重いホッチキスの針は溶解時に沈下する。なので事業所での針外しは不要とのことであります)
そういえば自身にかかわりある大きな物流事故も5月だった、、、
ことにたった今気がついて、一気に不快になってしまった。
5月のインケツ事件の数々を思い出しつつ書くうちに、ハナシの流れが呼び水となって「嫌なことと忘れたいことが格納されている記憶の匣」から這い出してきたのだろう。
春先はややこしいハナシが多いうえに体調もよろしくなくなる。
不調の主因は花粉と黄砂と年度末と新年度であるが、いずれも不可抗力なので黙して耐え忍ぶしかない。そのうえに体重が増え続けており、非常に不快である。
節制や我慢が苦手なので自業自得であることは自覚している。
いまやテレビ視聴ができる自動車もずいぶん増えてきた。それはトラックでも同様なので、ドライバー諸氏は休憩場所などでオリンピックが楽しめる。
走行中も音声だけなら問題ないだろうし、仕事中であっても誰にはばかることなくリアルタイムでの実況が聴けるのは職種ゆえの役得というものだろう。
仕事量が減った物流施設では人員整理が活発化し、雇用形態にかかわらず雇用調整や勤務時間短縮による所得減少が目に付いた。かたやで雇用調整金を活用して乗り切った事業者も多かったはずで、あの資金がなければ倒産や廃業の数は数倍になっていただろう。最低限の人員確保ができたおかげで、疫禍収束とともに再稼動できた物流施設はたくさんあった。
本年もよろしくお願い申し上げます。
読者諸氏それぞれに、
「めでたい」
「めでたくない」
「どっちでもない」
「うちは喪中じゃ」
などさまざまかと思うので、年始挨拶は冒頭の一行にいたします。
永田利紀(ながたとしき)
大阪 泉州育ち。
1988年慶應義塾大学卒業
企業の物流業務改善、物流業務研修、セミナー講師などの実績多数。
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