物流よもやま話 Blog

開会式は金曜日の夜

カテゴリ: 余談

いよいよミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックが開幕する。
開会式の放送は時差の関係で日本時間の7日午前4時から(現地時間+8時間)なのでいつもより早起きして観なければ。夏季大会に増してより華やかで幻想的な演出が期待される。

思い返せば前回の北京大会も掲載日つまり金曜日が開会式だったような、、、

過去ログを繰ってみたら、やはり2022年2月4日掲載で嬉々として開会式を心待ちにしている様がうかがえる。(北京とは時差1時間。日中とも2/4に開会式である)

またもやオリンピック

と、ここまで書いて「ん?前回に次いでまたもや金曜日の開会、、、偶然か?」
という疑念が浮かんできた。
で、ちょっと調べてみたら、たまーに耳にするオリンピック憲章なるものの規則とスポンサー側との折り合いが「開会式は金曜日がよい」の理由であることが判った。

【オリンピック憲章 規則32付属細則】
オリンピック競技大会の競技実施期間は16日間を超えてはならない。
ただし大会に関与する国際競技連盟および国際オリンピック委員会の理事会がこれと異なる期間を承認した場合はその限りではない。
その場合いくつかの試合や予選は開会式に先立ち実施することができる。

とある。
実施期間は最長16日間→週末である土曜日・日曜日を期間中に最多含めるためには、競技実施期間を「土曜日始まり、日曜日終わり」とするしかない。
主としてキリスト教圏のハナシ。ユダヤ教やイスラム教の国は、金曜日と土曜日が週末)

となると“競技としてカウントされない開会式”は金曜日の夜、、、平日とはいえ週末直前の金曜夜なら現地観覧やテレビ視聴などにも好影響を与えやすいから――特に高額な放映権料を支払う放送局を中心とするメディアの意向が強く働いている気がする。
さらには演出的にも夜のほうがより好適であるのでは、と勝手に思っている。

いずれにしても楽しみである。
結果としての記録やメダルの色や数だけではなく、平昌五輪のスピードスケート女子500m決勝のような美しく貴い場面がいくつもあればよいなと願う。
――「サザンカ」がBGMで流れたりしたら、おっちゃんは涙腺がもたんのだ。

国際大会についてまとうのは時差によって放送時間が夜中になったり早朝になったり放映権者の本拠たる米国の生活時間帯に合わせた強引な、、、などもちらほらあったり。
かといって以前に比べて視聴環境はずいぶんとよくなった。
「自宅でテレビにかじりついて」「録画して帰宅後視聴」「再放送」に加え、スマホやタブレットでどこでも気軽にオリンピック放送を楽しむことができる。
地デジや衛星放送以外にもネット配信という選択肢が増えたのはとてもよい。

いまやテレビ視聴ができる自動車もずいぶん増えてきた。それはトラックでも同様なので、ドライバー諸氏は休憩場所などでオリンピックが楽しめる。
走行中も音声だけなら問題ないだろうし、仕事中であっても誰にはばかることなくリアルタイムでの実況が聴けるのは職種ゆえの役得というものだろう。
中には本社の1階ロビーに大画面テレビと観覧用の椅子数脚が設置され、終日オリンピック中継が流れている会社もあるのだが、そんな事例はまだまだ稀だ。
他社も倣って、わが国代表選手のここぞという場面では、就業中でもテレビやネット観戦可としてもよいのではと思うが、、、なかなかそうもいかないのだろうなぁ。

1994年のリレハンメル大会以降、二年ごと偶数年に開催される夏季・冬季オリンピック。
夏冬各オリンピックと同年に開催のWBC、冬季オリンピックと同年に開催されるサッカーワールドカップ、その翌年に開催されるラグビーワールドカップ、夏冬各オリンピックの翌年に開催される世界陸上、それから、、、書き始めると限がない。

世知辛いハナシが多いのはやむを得ない。
だからこそオリンピック観戦の刹那ぐらいは我を忘れて楽しんではいかがだろうか。
ささやかながらとても豊かな時間となる。
と思うワタクシであります。

著者プロフィール

永田利紀(ながたとしき)
大阪 泉州育ち。
1988年慶應義塾大学卒業
企業の物流業務改善、物流業務研修、セミナー講師などの実績多数。

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