物流よもやま話 Blog

担当者の本気

カテゴリ: 余談

物流会社にいた頃、数え切れないほどの問合せや見積依頼を受けた。
でも過半の内容は決まりきっていて、「あぁ、またこんなのか」とげんなりする毎度だった。

1)廉い運賃を探しています。条件次第ではオタクに仕事を出してもいいと考えています。

2)全部込みで1出荷〇〇〇円以内でできますか?

3)物流コストの見直しが経営課題として、、、
  至急会社概要と取引先一覧、単価表と何社かの見積見本を提出願う。

4)海外からの入荷品で明後日午前中までに検品が必要です。
  1ピース○○円で総数は15,000。対応可能ならば明日10時までに見積の提出願います。
  電話による問合わせはお断りします。遣り取りはすべてメールでお願いします。

5)保管料は坪計算ですか?一個いくらという計算ですか?
  可能な限り高く積んで何坪になるのか?
  一個いくら、なら坪計算より安くなる見積が出せますか?

のようなのが、困惑や不快を通り越して滑稽で失笑を禁じえない問い合わせの上位だった。
何よりも全社の全担当者が本気なのだ。
願望は権利ではない、としかコメントできん。
本気で奇天烈なことを問合わせてくる。
内容以前の問題なのだが、そこを理解していないからなのだと思う。
ポイントを押さえた問いかけには、それなりの回答が返る。どの業界のどの企業でも。

問い合わせに対する回答は割愛するが、まぁ想像通りの差し障りないもんでした。
君子でなくとも危うきには近寄りませぬよ。

素人が物流考えるからこんなことが頻発するのだろう。
やはり企業内に物流のプロは絶対必要だ!!!

我田引水。
悪しからず。

著者プロフィール

主筆 T_NAG
大阪 泉州育ち。​
1988年 慶應義塾大学卒業。
しかし、ボンボンでもイケメンでもない。

失敗や挫折の数なら、世界規模の自慢大会に出ても結構いい線行くのでは?
と自画自虐しています。

映画と音楽と小説が大好き。
カメラは人生の伴侶みたいなもの。昔は車マニアでしたが、最近は楽にドライブできることが最重要。なので、燃費と快適性が車選びの基本に。

泥臭い努力型の典型なので、弁舌鋭いキレキレな遣り取り、とかは無理です。

【仕事の自慢】
「取引する企業は必ず業績が良くなる」
​何にも替えがたい喜びです。

【好きな言葉】
「粗にして野だが卑ではない」
​絶対に曲げることのない信条です。

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