物流よもやま話 Blog

今年のゴールデンウイークはいかに

カテゴリ: 余談

多くの方々が今日からゴールデンウイーク開始かと思う。
世間でよく聞く10連休は端から難しい、、、というのが物流関連企業もしくは部門の圧倒的多数であることは例年どおりのようだ。
とはいえ、ひと昔前に比べれば、大型連休中の休暇取得率は各段に上がっていることも事実。
コロナ禍などの特殊要因が解消した後もこの傾向は続くだろうし、その持続は経営の負う社会的義務ともいえる。

報道では高速道路の渋滞や公共交通機関の混雑が大きく取り上げられている。
個人的には「ちょっとやりすぎなのでは?」と感じて止まぬ高速道路料金のGW全期間中の平日扱いや、観光・旅行割引の期間停止は出控え要因になりがち、、、という思込みに反しての人出予想らしいので、世の中の空気は次のステップに移りつつあると思える。

欧米での規制緩和に倣い、わが国も能動的な施策の下にコロナウイルス対策を講じるべきというのは、私のような素人が口にするまでもないことだ。他国人たちには支障なくても、日本人に限っては警戒や防除の要がある医学的特記事項があるというならハナシは違ってくるが、そのような公の広報は見聞きしたことがない。
他国追従や模倣を良しとする気は毛頭ないが、国民生活にプラスとなる統計や事例は柔軟かつ速やかに採用するべきだと思う。
でないと観光とビジネスの両面でいつまでたってもオッカナビックリ処置のまま、試験的やら限定的という名の閉塞状態から抜け出せぬ。わが国は島国なのだから、他国との交流なしには成り立たぬことなど自明の理だ。
診察や診療については、コロナウイルス感染を特別扱いせずに、地域医療の最前線を担ういわゆる「町医者」と呼ばれている医院に任せてしまえばよいのでは?というのが私見だが、似たような意見の方も多いと聞く。ならば政治が思い切って、、、という煮詰まりそうなハナシはやめておく。

私のGWの過ごしかたは「遠出せずに、特別なことはしない」となりそうだ。
来週の掲載もまだGW期間なので、自堕落な大型連休の与太話的しょーもない内容の駄文となることはほぼ確定的だ。先にお詫びしておくので、ご了承の上お読みくださいませ。
かなり昔から主張しているのだが、GWは大掃除に好適だと思っている。
くそ寒く、水の冷たい真冬の年の瀬ではなく、気候よく比較的休暇が長いGWに大掃除を済ませることは理に適っていると感じて止まない。
どこも混んでいるし、何をするにも高くつきがちだし、わざわざ混雑地に出向いて感染リスクを高じさせるのはちょっと、、、いう御仁なら、是非大掃除を行うことを推す次第だ。
ちなみにわが家は転居してまだ一年未満なので、大掃除といってもたいした労力は必要なさそうだし、そもそも小さな家なので隅から隅までやってもたかが知れている。
従って、一日で全部終わらせて、大型連休の残りは「なーんもしない」ままダラダラノロノロ過ごすのだ。何もしないこと以上の贅沢を思いつかないので、「これでいいのだ」とバカボンパパのごとく頷きつつ独り言ちてご満悦のワタクシである。

今の子供たちはピンとこない休日となっている「昭和の日」と見聞きするたびに、私の世代は今も「天皇誕生日」というイメージが心の奥に残ったままだという気がする。ついでに書けば、個人的には「本当は今日が誕生予定日だった」という物心ついてから教えられた情報が、毎年のようにぼんやりと浮かぶ日でもある。
当時は誰もが即答できる祝日だった現在の「昭和の日」ではなく、ちょっとずれて、祝日クイズで最も正解率が低い日に生まれたワタクシ。
「だからいつもちょっとずれているのか」と呟いたのは誰じゃ。

著者プロフィール

永田利紀(ながたとしき)
大阪 泉州育ち。
1988年慶應義塾大学卒業
企業の物流業務改善、物流業務研修、セミナー講師などの実績多数。

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