いきなりで恐縮だが、早寝早起きの部類に属すると思う。
この原稿を書いている今は5時前。毎日ではないが、珍しいことでもない。
そして今朝もまた弊社WEBを閲覧している御仁が、、、今はお二人。
他人様のことを言えないが、「こんな早朝に…もうちょとオモロイのをみればいいのに」などと心配してしまう。
物流会社の見積や請求の項目と表記は、「いいわけ」や「めいもく」である。
複式簿記の「借方」「貸方」と同じ関係であり、「理由や説明」と「本当のこと」が等式となってつじつまが合わされている。
特に物流業務では原価の構成要素が非常に単純だから、そのまま利益をのせて請求するわけにもゆかない。
倉庫であれば「床代」「人件費」「資材費および雑費」ぐらいで、最大のコストは「人件費」であることは説明不要だろう。
ついに緊急事態宣言が発令された。
物資の循環を担う物流業界は難しい対応を余儀なくされている。
さまざまな「止める」と「動かす」の葛藤が続く。
一部大企業では、感染者判明と同時に出勤停止のうえ庫内消毒による保健所確認で事業継続可能だが、中小企業の自社倉庫や物流関連企業では必ずしも万全の措置が施せるわけではない。
読者諸氏に質問。
「貴社の受注管理と出荷指示は正しく区分けされていますか?」
回答の概ねは、
「当然である」
「正常である」
「そうであるから今日も仕事になっている」
などの類語が並ぶはずだ。エライお方ならなおさらにそうだろう。
永田利紀(ながたとしき)
大阪 泉州育ち。
1988年慶應義塾大学卒業
企業の物流業務改善、物流業務研修、セミナー講師などの実績多数。
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