能登半島地震による被災者の皆さまとそのご縁者の方々に心よりお見舞い申し上げます。
一刻も早い復旧を心からお祈りしております。
被災地においてはせめて天候が穏やかでありますよう願ってやまぬ次第です。
またもや3連休、という読者の方も多かったであろう前週。
今年のカレンダーを見返してみれば、1月・5月・8月・12月以外で3連休や狭間の平日に有給取得すれば4連休となったケースが6月を除くすべての月である。残る10月と11月も同様だ。
国策として連休を増やしているのは承知している。しかしながら新卒時にはまだ隔週週休2日があたりまえだった最後の昭和世代としては隔世の感を禁じえない。
掲題の各語に続く言葉は、「――やっても〝至らぬ〟という思いがいつも居残る」である。
主語は「〇〇研修」だったり、「〇〇養成」や「〇〇技検」と多少の違いはあれど、関与先の誰かに何かを教えたり習得してもらうという点では同じだと思っている。
話した時間ややり取りの回数を数えたことはないが、長い時間の蓄積をほぐしてつぶさに見返せば、その中には忘れられない出来事や人物が少なからず存在している。
成功体験・実績列挙・経歴羅列――それは経年劣化・陳腐化・思考硬化の始まる場所。
「という言葉に目を背けたり、頭から否定してはならない労働年齢になっているのだよ」と自分自身に言いきかせること多いこの数年。しかしながらもっともらしいことを書いたり言ったりするわりには、依然としてまったく人間が練れないまま今年も誕生日を迎えてしまった。
あぁまたか、、、とうんざりしつつも、作り笑顔で短く訂正する誤解――質問内容の前提として固定されている思い込みは何年経っても解消できないままだ。
自社Web上でも説明しているのだが、弊社のサービス内容を熱心に丁寧に読む奇特な方など極めて少ないので、いつまで経っても誤解は解消されぬままなのだ。
今回の年末年始はとても短く感じたが、読者諸氏はいかがお過ごしであったか。
巷では4日もしくは5日からの始業が多いと聞く。とはいえテレワークが勤務体系に定着した企業では、一堂会しての俗にいう「仕事始め」は有名無実となりつつあるのだとか。
そういえば暮れの「仕事納め」も同様だったと思い返した。
永田利紀(ながたとしき)
大阪 泉州育ち。
1988年慶應義塾大学卒業
企業の物流業務改善、物流業務研修、セミナー講師などの実績多数。
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