物流よもやま話 Blog

  • 玄人の物流現場「この上ない」の正体

    カテゴリ: 余談

    物流倉庫はパート従業員で成り立っている。
    組織的には正社員が運転し、車掌の役目も果たしているバスのように見えるが、実は乗員であるパートさんたちが降りてしまうと物流現場というバスは運行できなくなる。
    社員だけで動かすと、すぐに事故を起こしたり、出端にエンストしたりする。
    車庫入れさえまともにできなかったりする。

  • 「対前年」の物流経費予算と在庫換金

    カテゴリ: 余談

    「対前年」とはあらゆる経営指標の比較に最も用いられる表現である。
    反面それが企業の本質的な数字把握を鈍らせている原因であることが多い。
    昨年対比というのは、相対比較であって、売上にしても利益にしても経費にしても、「なぜそうなるべきなのか」「なぜそうなったのか」は、もう一歩踏込んで解析しないと判明しない。
    昨年度と何もかもが全く同一の諸条件、、、諸環境・諸事情・総社員・総顧客・総商品、、、のようなありえない想定でしか純粋な対比評価はできないのだが、「そのへんは置いといて」「とりあえず便宜上の」「まぁ世間一般そうだから」「じゃあ代案あるのかよ!」「いいじゃねぇかこれで」、、
    がまとめの言葉として吐き出される。

  • できなかった案件

    カテゴリ: 余談

    営業倉庫にいた頃の記憶から消えない仕事。

    それは圧倒的に「できなかった案件」が占める。
    単純に見積負けしたり営業負けしたりは悔しさを芯とする「わすれまじ」なのだが、そんなのは少しばかりしかなく、残りの大半が「したいけど無理だった」である。
    泣きながら撤退と胸中しんどかったものばかりが記憶に残る。

    一定の与信チェックが済めば次は仕事の中身と利益目論見の整合可否。
    投入人員数と作業工数概算に対する利益率は一定したものでないにしても、ある程度の幅に収めなくてはならない。
    自社の経営を維持する義務と責任。

  • 現 場

    カテゴリ: 余談

    もし私が現場作業をするなら、どの業務をしたいか。
    なんてことを何度か考えたことがある。
    「全部向いていない」と思った知人の諸君、今度会ったらシバキ倒す。

    実際向いていないような気もする。
    あくまで仮定であり、推測の域を出ないのではあるが。

    入荷こそが業務の最重要作業だと考えているので、やはり荷受から在庫計上までをやりたい。

  • 入口と出口

    カテゴリ: 余談

    物流改善の入口と出口。

    入口が多くて五つ。
    出口は二つ。
    これが経験上の実感である。

    事業者側の説明は十人十色であるし、業界云々が加わると会社の数だけ入口があるように聞こえる。
    入口とは現状のパターンである。
    業界・業態によって違いがあるように捉えがちだが、実は大して変わらない。
    内製か委託かによって初動に順番の並べ替えがあるだけで、大したことはない。

    出口とは修正した結果のことであるが、これは絶対に二つしかない。
    100点と0点である。前職では絶対に言えないことのひとつであった。

  • 資 材

    カテゴリ: 余談

    資材のことが頭に浮かんだので、忘れないうちに書いておく。
    ここでいう資材とは物流現場にあるそれであって、その他業務に必要なものは含まれない。

    あまり意識しないところかもしれないが、梱包資材はかなり成熟した分野である。
    物流屋が言う「資材屋さん」は現場対応型の営業を主としていて、規格や強度、ロットについて素晴らしいレスポンスで提案と見積を揃えてくる。
    恐らくだが、依頼された案件の答を考えてきたわけではなく、知っているんだと思う。
    つまりは殆どの場合、社内の過去納品履歴を探せば、ほぼ見合うものがあるのだろう。

    運賃と保管料と資材費。
    この三つほど顧客と議論したくない項目はない。
    と、前職時代には思っていた。

著者プロフィール

主筆 T_NAG
大阪 泉州育ち。​
1988年 慶應義塾大学卒業。
しかし、ボンボンでもイケメンでもない。

失敗や挫折の数なら、世界規模の自慢大会に出ても結構いい線行くのでは?
と自画自虐しています。

映画と音楽と小説が大好き。
カメラは人生の伴侶みたいなもの。昔は車マニアでしたが、最近は楽にドライブできることが最重要。なので、燃費と快適性が車選びの基本に。

泥臭い努力型の典型なので、弁舌鋭いキレキレな遣り取り、とかは無理です。

【仕事の自慢】
「取引する企業は必ず業績が良くなる」
​何にも替えがたい喜びです。

【好きな言葉】
「粗にして野だが卑ではない」
​絶対に曲げることのない信条です。

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