物流よもやま話 Blog

  • 俺もないけど心配すんな

    カテゴリ: 信条

    今まであえて触れないようにしてきたが、やはり一度は書いておきたい。
    自身を奮い立たせる意も含んでの本稿だと察していただければ幸いだ。

    パンデミック。視えない出口。消沈と閉塞感の蔓延。
    世界中の人々が同時に見舞われる災いの到来は人生で初めての体験。
    不透明な明日への不安や漂流状態の浮遊感が、会話を途切れさせ行動を委縮させる。

  • たとえば物流倉庫で

    カテゴリ: 経営

    過去に何度も記しているとおり、国内の倉庫床面積は完全に余剰状態となっている。
    ごく限られた一握のプレイヤーたちが掲げる次世代型新設倉庫への需要。
    ほとんどの事業者や生活者の日常感覚からはかけ離れた「順調な着工・竣工と好況な契約進捗」が次々と発表されている。

  • 庫内業務のイメージスクリーン

    カテゴリ: 本質

    久々の手前味噌だが、そこそこ「ウマイ」という自負もあるので、食わず嫌いなさらずにお読みいただければ幸いだ。
    500件には足らないと思うが、少なからぬ実務事例から導いた手法なので、その効用には一定のエビデンスがあるということも付け加えておきたい。

  • 生活配送どうでしょう?地方自治体殿

    カテゴリ: 経営

    今まで何度か地方自治体がらみの原稿を書いてきた。
    過去のよもやま話や他媒体への寄稿に分散してしまっている「言いたいこと」をとりまとめ、地方自治体を真ん中に据えたハナシをちゃんと書いておくべきだと感じた。
    で、早速ながら見返して目についたいくつかの原稿の内容を、「物流事業が寄与できる地方自治体の活性化」という切り口で簡単にまとめてみることにした。

  • 私の置き配「それなりのできごと」

    カテゴリ: 実態

    アマゾンは置き配の普及を強烈に推進している。
    はたしてそれが「サービス」であるか「やまれぬ事情」であるかの評価は立場や観察地点によって異なる。
    受領者の便宜と発送者の合理性が相反しないなら「サービス」で障りないが、必ずしもそればかりではなさそうだ。

  • あの日からその日まで

    カテゴリ: 本質

    この原稿を書いたのは一か月前。
    あえて時間をおいての掲載にした理由は、1月17日と3月11日の中間に近い掲載曜日だから。
    25年前のあの日、9年前のあの時、それ以前その後に各地の人々が見舞われた抗いようなどなかった天災のすべて。
    褪せることない記憶と想いを抱き続けるひとりとして、そして物流に携わるひとりとして、今この時に考えていることを記しておきたい。
    チョコレート気分の諸氏には申し訳ないが、多少の苦みとともにお読みいただければ幸いだ。

著者プロフィール

永田利紀(ながたとしき)
大阪 泉州育ち。
1988年慶應義塾大学卒業
企業の物流業務改善、物流業務研修、セミナー講師などの実績多数。

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