物流よもやま話 Blog

  • ちょっとしたコツ

    カテゴリ: 経営

    企業物流の改善依頼は二つのパターンがその大半を占める。

    一つは、本当に問題が山積露見していて緊急手術が必要なケース。
    なのに、ある程度の計画期間をかけて吟味しながら遅くとも〇年後までには、、、
    去年でも一昨年でも遅すぎたのではないか?
    とは言えないので、いや年内、遅くても今期の事業年度内にはやりきりましょう。
    と引きつった笑顔で提案。

  • 本末転倒

    カテゴリ: 経営

    現場の人員配置は現状及第ではあっても、そこに安住せず追求し続けなければならないテーマの一つで、それは物流業務だけにとどまらない。
    物流の場合には、入荷出荷の週月年の波動分析と日計総工数、延べ時間、作業者の複数能工化の進捗度によって必要総時間が算出でき、必要人員数が決まる。
    よくあるのは、現状の仕入や受注の実態は検証無しで、いきなり物流現場の分析に取り掛かるパターンだが、すでに迷路を彷徨い始めている。
    結論から言うと、現場を弄繰り回しても大して変わらない。
    弄繰り回した事実だけが、努力として残るが、報われることはあまりない。
    「物流は物理的な要素が大きくて、抜本的な改変は難しい。
     乱暴に急ぐと、お客様に迷惑がかかる」
    が、常套句として締めの言葉になる。

  • 企業の完璧

    カテゴリ: 経営

    物流担当者は各人が業務の中に自身のこだわりを持っている。
    心掛け・心意気・信念・信条と言い換えてもよい。
    それはとても大切なことで、拠り所をもたない仕事観は迷走や変節の繰り返しを生む。
    物流のような「何も起こらなくて満点」、、、つまり「ゼロ」が最高値となる業務では、ぶれなく変わらない基準点や定点が不可欠なのだ。

    自社物流には実に様々な汗のかき方がある。
    入荷にこだわる会社。
    保管に工夫を惜しまない会社。
    出荷のスピードと波動に屈しない配置を模索し続けている会社。

    その苦心と努力には頭が下がる。

  • 通 柱

    カテゴリ: 本質

    見積提出の前に契約の内諾を頂いたことが何度かあった。
    一般的には、ヒアリングおよび現場確認 → 業務提案と見積書提出 → 両社による内容確認 → 内容の修正 → 契約、となるのだが、稀にヒアリング時に遣り取りしていて、いきなり「お任せしたいと思っています」なんていうトップがいる。
    おいおい、大丈夫なのか?
    見積提出したとたん「このハナシは無かったことに」なんて言われるんじゃなかろうか?
    などと、ありがたさより猜疑心のほうが勝ってしまい、寝つきが悪くなったりしたものだった。

  • 餅 屋

    カテゴリ: 経営

    本年もよろしくお願い申し上げます。

    私生活では年賀・暑中見舞市場から撤退してはや23年。
    仕事では会社が年賀状も暑中見舞も勝手に出してくれたので、名簿の確認ぐらいの手間しかかからなかった。
    年始挨拶は営業上の約束事として回っていた。
    訪問する側も受ける側も「例年こういうもの」と内心呟きながら、ほどほどの会話でつつがなくやり過ごして。

  • 保管料相場の水門

    カテゴリ: 予測

    保管料の私見。
    極めて独善的であり放埓・極論かもしれないが、記してみたい。

    妥当な保管料単価をきちんと説明できる会社は少ない。
    一般事業会社、物流関連会社ともに、まずわかっていない。
    なので、他社の提示額やあるようでないような「相場」を引合いに出して見積作成する。
    近年、保管料相場は奇妙な水門の出現によって異常な水位を維持してきた。
    水門の両側で大きく水位が異なる。言うまでもないが相場は水位の高いほうに迎合する。
    現状の物流量・不動産需給の実態に即した保管料単価の割り出しは全く無視され、巨大な外資金融の投資と利回りの目論見によって、実状とはかけ離れた相場が形成されてきた。

著者プロフィール

主筆 T_NAG
大阪 泉州育ち。​
1988年 慶應義塾大学卒業。
しかし、ボンボンでもイケメンでもない。

失敗や挫折の数なら、世界規模の自慢大会に出ても結構いい線行くのでは?
と自画自虐しています。

映画と音楽と小説が大好き。
カメラは人生の伴侶みたいなもの。昔は車マニアでしたが、最近は楽にドライブできることが最重要。なので、燃費と快適性が車選びの基本に。

泥臭い努力型の典型なので、弁舌鋭いキレキレな遣り取り、とかは無理です。

【仕事の自慢】
「取引する企業は必ず業績が良くなる」
​何にも替えがたい喜びです。

【好きな言葉】
「粗にして野だが卑ではない」
​絶対に曲げることのない信条です。

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