今やスマートフォンにインストールした各種アプリを日常生活の利便に用いている方は多いと思う。不肖ワタクシもいくつかのアプリで決済したり、各種会員サービスを受けている。
割引やポイント還元などがてんこ盛りに用意されていて、提供者の意図のままに連鎖購買や期間優待の誘いに肩まで浸かっている状態だ。
オリンピック・パラリンピックが閉幕し、テレビもネットも数か月前の様相に戻ったようだ。
従来通りのお粗末さよろしく、コロナ禍と与党の総裁選と天気予報ぐらいしか報道のネタがないらしい。今や論う気にすらなれない既存の大手メディアとそれにかかわるジャーナリストや評論家の均一化や単眼化がより顕著であまりにも赤裸々すぎて視聴に耐えない。
「どうかこらえてください。続ければ手が後ろに回ります」
そんな過去の一場面が突然脳裏に立ち上がり、しばらくして消え去った昨夜だった。
ちなみにこのような不意の回想は珍しくも稀でもない。時と場所と相手を変えて、いくつかの出来事の記憶が切り取られてよみがえる。
この10年足らずで営業行動の一連が大きく変質してしまったと感じている。
とはいえモノを売るにしてもサービスを勧めるにしても、中身と値段の説明は付いてまとうし、その合理性や表現の巧拙が成果に直結するのは当然のことだ。
変わったと感じるのは接客や販促における作法についてである。
いったい何日間続いたのか?と即座に答えられない長雨だったが、近畿エリアでは一昨日あたりからようやく途切れたり晴れ間がのぞくようになった。
オリンピック閉幕を待っていたかのように前線が停滞し、多くの人々が盆休みを過ごした期間中は全部雨。問題はその降水量で、大雨という言葉では足らず、災害扱いの説明や表現でなければならない様相だった。
承前というわけではないのだけれど、最近頻繁に見聞きするハナシに関して書いてみたい。
それは「電気を作るコスト」についての比較データであり、メディアによっては点数評価や順位をふっていたりもする。
永田利紀(ながたとしき)
大阪 泉州育ち。
1988年慶應義塾大学卒業
企業の物流業務改善、物流業務研修、セミナー講師などの実績多数。
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