「ロボットからコボットへ」
こんな謳い文句を見聞きしたことがある読者諸氏は多いだろう。
日本国内ではまだ黎明期・試行期だが、欧米では市場参入者の急増が続き、製品やサービスの投入が活発化している。いくつかの要因の重なりによって、顕在化している現在の市場ニーズを上回る供給量となってしまい、統計的には一時的ながらも足踏みから伸び率の鈍化という状況になっている
AI社会は同音異義の自律と自立の時代をもたらすだろう。
そうなるからこそ矛盾でも逆説的でもなく人間味の大切さが重要なのだ。
自分自身で対人関係や交友を築かなねば、孤独ではなく孤立した生き方を強いられかねない。
集団の中での孤立は心身をむしばむ最たるものとされてきたが、いわゆるステルス的ネットワーク上での孤立や疎外が人間に及ぼすモノはまだ多く語られない。
商談後に時間がある時や休日などに、ふらーっと倉庫巡りをする。もちろん仕事の一環でもあるが、情報収集以前に元来の個人的興味が勝っているのだと思う。
今や10年以上続く月次ルーティンとなっていて、毎度出かけて行っては、各エリアごとにお決まりとしているコースの巡回や気まぐれに新規ルート開拓を楽しみつつ勤しんでいる次第だ。
最近「宅配の個人事業主増加」のような内容の記事をよく目にするようになった。
多産多死の黎明期が終われば新陳代謝を繰り返しながらいずれは組織化から寡占化に。
なんていうことを漠然と考えながら読んでいる。
風が吹けば桶屋が儲かる。
までの飛躍はないが、今回は「大型ショッピングモールの過剰供給はEC企業のロードサイド進出を促す」というハナシを書いてみたい。
「ここもテナントの撤退が目立つなぁ」
は各地の大型ショッピングモール訪問時の決まり文句になっている。
今回は派生記事である旨、先にお断りしておく。
現在執筆中の寄稿予定原稿から一部抜粋、補足して書いている。
もはや自動運転の進化と普及は足踏みすることなく拡がり、万人が違和感を抱くことなく社会に浸透するだろう。
運転の補助機能から完全無人化に向けて、技術や環境そして法整備までが着々と進んでいる。
永田利紀(ながたとしき)
大阪 泉州育ち。
1988年慶應義塾大学卒業
企業の物流業務改善、物流業務研修、セミナー講師などの実績多数。
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