物流よもやま話 Blog

  • 物流事故の「自損と他損」

    カテゴリ: 実態

    物流業務はミスとの闘い。
    と、繰り返し言い続け、書き続け、寝言にまで。

    が、ほとんどの場合、その原因は内部にある。
    取引先の無理難題強要による不可抗力的な、、、なんてことは極めて少ない。
    ‘ 顕在現象 ’に外部要因が影響していることを否定しないが、過去から今に至るまでそれを放置し続け、修正や改変の行動を起こしていないのであれば、間違いなく内部体質の問題なのだ。
    文頭にある「ミスとの闘い」は「自社体質との闘い」と言い換えるほうが解りいい。

  • 文明の利器+物流現場=関所通行料

    カテゴリ: 実態

    少し前のことになるが、RFID;いわゆる「ICタグ」の講習会に参加した。
    数年前から情報は得ているし、顧客から導入相談されたこともあった。
    ある程度は理解しているつもりなのだが、系統立てて基本から学んだことがない。
    というわけで、初心にかえって学んでみよう!
    と申し込んだのだ。

    「公的機関主催」の体で募集するが、実際は私企業の自社商材啓蒙と営業プレゼン。
    従ってタイヘン如才ない。無料でお茶まで出してくれる。
    参加費無料でお茶付き・・・なんか買わされる寄合に多いなぁ~、これって。
    とか思いながらセミナー開始。
    なんといっても企業の営業活動なのだから、中身は参加者にとても親身で愛想と揉み手が絶えない。
    デモ係のたどたどしい説明と現場事情の不勉強はご愛敬ながらも、アホみたいに冗長なプログラム以外は好感の持てる進行だった。

  • EC物流とそうじゃない業態の事情

    カテゴリ: 実態

    毎度思うのだが、EC専業会社の物流業務はシンプルでルーティン化しやすい。
    週頭や大型連休明けの出荷大波に対応することぐらいしか苦労は無い。
    その他、製造工場が廉かろう悪かろうな場合、入荷時検品が煩雑で、入荷予定数と実計上数の乖離にムラがあって、不要な手間とそのコストが発生するぐらいのものではないか思う。
    返品もあるが、入荷時の品質検品が適正に行われていれば、そのほとんどは受取拒否か不在による配達猶予期間の終了によるもので、未開梱物の再入庫には大した手間はかからない。

  • 日用便よりの使者

    カテゴリ: 実態

    報われる努力とそうでないものがある。
    物流関連では運賃(特に個配料金)契約交渉がその筆頭。
    世相評論ならそれで済むが、実業者とその利害関与者には忌々しき問題なのだ。
    今や個配料金の単価上昇は、業種業態によっては経営リスクになっていることも多い。

    言うまでもなく、個配業者との運賃交渉は、実際には交渉ではなくお願いである。
    顧客側が業者に平身低頭してすがるようにお願いする。

  • お客様の言葉

    カテゴリ: 実態

    物流業界に限らず、WEB上で顧客一覧や業務事例、顧客インタビューなどを掲載するのは常套となっている。
    成功事例の紹介や顧客からの好評・感謝・奏功の言葉が並ぶ。
    自社の宣伝のために時間とコストをかけてコンテンツ制作しているのだから、好印象・高能力訴求は当然であり、読み手も心得ている。
    しかし実際に契約している顧客から吐き出される言葉の大半は、疑問や疑念を含んだものであり、その要因は不信というより不明であって、不満というよりも不安が勝っている。
    営業倉庫に業務を丸投げしている企業ほど、その傾向が強いように感じる。
    多少デフォルメしているが、例示してみる。

  • THE 運賃【2】

    カテゴリ: 実態

    ― 承 前 ― THE 運賃【1】

    契約価格の破綻は自明だった。
    物流会社は皆内心で感じていたが、こちらから値上げを申し出ることはあり得ない。
    荷主は廉い契約運賃に喜んでいる。
    ECショップの月間出荷口数が全部で3万件だとして、、、
    一件に10円か20円、大型や遠方への発送なら50円から100円ぐらい乗っけて請求できる。

著者プロフィール

主筆 T_NAG
大阪 泉州育ち。​
1988年 慶應義塾大学卒業。
しかし、ボンボンでもイケメンでもない。

失敗や挫折の数なら、世界規模の自慢大会に出ても結構いい線行くのでは?
と自画自虐しています。

映画と音楽と小説が大好き。
カメラは人生の伴侶みたいなもの。昔は車マニアでしたが、最近は楽にドライブできることが最重要。なので、燃費と快適性が車選びの基本に。

泥臭い努力型の典型なので、弁舌鋭いキレキレな遣り取り、とかは無理です。

【仕事の自慢】
「取引する企業は必ず業績が良くなる」
​何にも替えがたい喜びです。

【好きな言葉】
「粗にして野だが卑ではない」
​絶対に曲げることのない信条です。

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