物流よもやま話 Blog

  • 物流費が高騰しているらしい

    カテゴリ: 実態

    誰もが食傷気味なのは承知しているが、値上げ関連のハナシを短く。
    春先以来の全方位一斉値上げによって個人も法人も出費増一色だ。
    おまけに今夏も酷暑で、高価な電気がたくさん必要になるようだ。今から節電警告を発しておかねばならぬほどひっ迫が予想されており、「金を出しても電気が買えない事態になる」という危惧を皆々抱いておくようにというのが先日リリースされた政府広報だった。

  • 人流回復とイベント再開

    カテゴリ: 実態

    読者諸氏ご承知のとおり、来月から多くの「再開」が実施されるようだ。
    長かった規制一辺倒の時は終わりを迎え、場所や時を選んでの制限や回避を同居させながらの活動再開の流れはもう止まらないだろう。
    海外からの来訪者受入れには、ビジネスや留学はもちろんのこと観光需要の取り込みが大いに期待されている。円安による来日旅費とインバウンド消費の割安感という追い風が吹いているのは改めて説明するまでもない。

  • 安くない国の賃金のハナシ

    カテゴリ: 実態

    今まで何度か物流をキーワードに置いて、アマゾンとウォルマートに関するハナシをいろいろ書いてきた。今回は現場職の賃金という切り口で日米の対比を眺めてみたい。
    あくまで部分的な要素に焦点を当てているに過ぎないので、一を聴いて全を悟るような飛躍は厳禁であることも念のため付け加えておく。

  • 新入社員の研修メニュー

    カテゴリ: 実態

    「あんまりおもしろくない仕事」という本音が社内に蔓延していることは承知しているが、それは物流の機能重要度や収益寄与効果の潜在力を知らないことに起因している。
    事業の下半身たる物流機能が担う営業推進力や財務健全化の効用を理解できれば、腕におぼえある強者なら「やってみたい」と感じること稀ではないはずと信じて止まぬ。

  • 物流人のゴハン事情

    カテゴリ: 実態

    わが国で一定頻度の在宅勤務が恒常化することはもはや疑いないところだが、俗にいうエッセンシャルワーカーたちは従前どおり現場に出て働かねばならない。
    言うまでもなくその中には物流現場の従業員も含まれているわけで、コロナ禍以前からの大いなる懸案事項である「現場のゴハン事情」については、ますます困ったことになっていると見聞きする機会が増えている。

  • もうそろそろ戻さないと、という空気

    カテゴリ: 実態

    疫災による制限や自粛が謳われて2年余り。
    しかしながら、今春以降は俗にいう ‘ With Covid-19 ’ フェーズへと進む気配に満ちている。
    どこの誰かが明確に宣言したり、政府が強烈なリーダーシップと共にかけ声を発しているわけでもないのだが、私の行動圏や見聞きする情報ソースでは「どうもそんな雰囲気が強まっている」という気がしてならない。

著者プロフィール

永田利紀(ながたとしき)
大阪 泉州育ち。
1988年慶應義塾大学卒業
企業の物流業務改善、物流業務研修、セミナー講師などの実績多数。

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