今年も酷暑の日々がやってきた。
エルニーニョ現象が6月で終わり、今季の台風発生数は例年並みになるらしい。
10月までは夏季と表現してしまいそうな気象の実態にうんざりしてしまう。
先月告知したとおり、GW前に本社機能を移転した。
新オフィスは期待以上に快適。
ゆっくりとした柔らかい空気の中で働くことのありがたみをかみしめている。
が、もう引越しはしたくない。
という強烈な後味のような印象が今も生々しく残っている。
昨今の労務基準の改変と順守徹底については、今まで何度も書いてきた。
労働者保護、経営の健全化、労働市場の活性化に向けての、、、
さまざまな人々が意見や評論を声高に述べたり記したりしているが、かえって運用者や経営者には情報の取捨選択が煩雑でややこしい状況となっている。
降って湧いたような「労務の専門家」の大量発生を、苦笑交じりの呆れ顔で眺めているのは私だけではないような気がする。
倉庫会社や関連する各種業務を無料で紹介斡旋するサービスが台頭して10年ぐらいだろうか。
あまり興味はないのだが、起業当初からの彼等を知る身としては素直に喜べない現状がある。
その理由は、床と作業に利益をのせて「物流サービス」を売って飯を食っている物流会社が、物流コスト削減のコンサルティングをするという二律背反と同様の矛盾を強く感じるからで、
ずいぶん前から怪訝で理解しがたい想いを抱き続けていることがある。
それは物流現場と本社などの管理部門の在庫差異の処理の仕方だ。
「いいのかそれで?」という事例がたくさんある。
中でもマスター(本社)とローカル(物流現場)の在庫データ差異をどう処理するかについては、相当数の企業で乱暴ともいえる作業が行われている。
昔取った杵柄。
なんていう言葉を思い浮かべながら書いている。
今回は全国多数の物流会社が実施する「倉庫見学会」についての一席。
実は、物流リアル〈本気のQ&A〉の質問投稿フォーム経由で数社からご質問いただいているのだが、あのコーナーにはなじまないので、今回の記事で回答を兼ねてつづりたいと思う。
主筆 T_NAG
大阪 泉州育ち。
1988年 慶應義塾大学卒業。
しかし、ボンボンでもイケメンでもない。
失敗や挫折の数なら、世界規模の自慢大会に出ても結構いい線行くのでは?
と自画自虐しています。
映画と音楽と小説が大好き。
カメラは人生の伴侶みたいなもの。昔は車マニアでしたが、最近は楽にドライブできることが最重要。なので、燃費と快適性が車選びの基本に。
泥臭い努力型の典型なので、弁舌鋭いキレキレな遣り取り、とかは無理です。
【仕事の自慢】
「取引する企業は必ず業績が良くなる」
何にも替えがたい喜びです。
【好きな言葉】
「粗にして野だが卑ではない」
絶対に曲げることのない信条です。
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