物流よもやま話 Blog

  • CO₂とHとワカメのハナシ

    カテゴリ: 実態

    昨今のエネルギー問題については、巷で議論活発、時には騒乱・混乱の様相だ。
    気象変動は一切の躊躇や容赦なく見舞う。受動側である生物達の抗いや逃避は空しく、適応できなかった種は滅び絶えた――は万物創成期からの理である。
    温暖化を人災とし、それをCO2排出規制で償おうとしていることへの小さな疑念と、枯渇する化石燃料資源の代替物として何が好ましいのかの私見を昨冬書いている。

  • 一方通行・高速物流の高架下で

    カテゴリ: 実態

    一方通行のみで完結する荷主企業の自社物流業務は稀有というより皆無に等しい。
    広報されている斬新で画期的な仕組や方法論についても同じで、全体業務の一部を切り取って起承転結を表現していることが大勢を占める。
    私の生業は「それ以外」と付記される業務の取捨と改善をサポートすることである。

  • 現場から消えつつあるもの

    カテゴリ: 実態

    しかしなんとも嫌な感じである、、、新コロ感染者数の急増、つまり第7波の到来とかで騒がしいのだ。
    かといって、陽性者のほとんどが無症状か軽微な自覚症状のまま日常生活を過ごしているようなので、発表する数字の対象を変えたほうが良いのではないかと思う。
    この感想は流疫の当初から抱いていた疑問でもあり、医療関係者の間でも賛否あった。

  • 物流費が高騰しているらしい

    カテゴリ: 実態

    誰もが食傷気味なのは承知しているが、値上げ関連のハナシを短く。
    春先以来の全方位一斉値上げによって個人も法人も出費増一色だ。
    おまけに今夏も酷暑で、高価な電気がたくさん必要になるようだ。今から節電警告を発しておかねばならぬほどひっ迫が予想されており、「金を出しても電気が買えない事態になる」という危惧を皆々抱いておくようにというのが先日リリースされた政府広報だった。

  • 人流回復とイベント再開

    カテゴリ: 実態

    読者諸氏ご承知のとおり、来月から多くの「再開」が実施されるようだ。
    長かった規制一辺倒の時は終わりを迎え、場所や時を選んでの制限や回避を同居させながらの活動再開の流れはもう止まらないだろう。
    海外からの来訪者受入れには、ビジネスや留学はもちろんのこと観光需要の取り込みが大いに期待されている。円安による来日旅費とインバウンド消費の割安感という追い風が吹いているのは改めて説明するまでもない。

  • 安くない国の賃金のハナシ

    カテゴリ: 実態

    今まで何度か物流をキーワードに置いて、アマゾンとウォルマートに関するハナシをいろいろ書いてきた。今回は現場職の賃金という切り口で日米の対比を眺めてみたい。
    あくまで部分的な要素に焦点を当てているに過ぎないので、一を聴いて全を悟るような飛躍は厳禁であることも念のため付け加えておく。

著者プロフィール

永田利紀(ながたとしき)
大阪 泉州育ち。
1988年慶應義塾大学卒業
企業の物流業務改善、物流業務研修、セミナー講師などの実績多数。

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