【あとがき】
拙ブログ開設以来最長となった今回の連載だが、書き始めた当初は【1】と今回の【あとがき】の内容で単稿とするつもりだった。
何行かを書くうちに、過去のさまざまな場面や言葉が思い出され、その場に居合わせた人々や印象に残っている言葉などの数々が脳裏に浮かんで、それらを語り部や狂言回し的な役割の誰かに吐かせたくなった。
【その理由】
今日がテレワークで助かった。
昨夜というより今朝寝付いたのは5時前だった。
起床したのは8時過ぎ。
慌ててPCの電源を入れ、カメラをオフにしたままWEB会議システムにログインした。
8時半には部長と3人の係長と5人の主任がモニターに映っていた。
【いつから・誰が・なぜ】
いったい何時間経ったのだろうか。
腕時計をしない自分が恨めしかった。
梱包ラインにしか掛け時計を設置していないので、このままでは時間を確認する術がない。
スマートフォンは事務所に置いてきたままだ。
【来訪者】
17時30分を少し過ぎたばかりだが、庫内と事務所に残っている人数はわずかだった。
仕事量自体が激減しているので、定時を待って上がる日が続いている。
18時には倉庫敷地内にいるのは私ひとりとなった。
隣地の他社工場も消灯して、閉門している。工業団地でもある近隣はどこも似たようなもので、車の往来もすっかり減ってしまった。
【現場での再確認】
わが社でも4月からテレワークが導入された。
そして他社同様に止めるわけにはいかない物流現場は、マスク着用や作業台の仕切り板設置などで感染対策をとりながらの運営となっている。
物流部の事務職はキッティング作業やその他荷役作業書類の処理のために最低1人がローテーション出社。データ処理などは原則テレワーク対応とし、私を含む管理職は本社事務所に週1日、現場に週1日か2日というスケジュールで業務をこなしている。
【管理部からの質問】
棚卸データの差異で管理部から問い合わせがあった。
この前は税務調査後に税理士からの質問や依頼項目がまとめて送信されてきたが、今回は公認会計士からの要望と確認事項がいくつかあるらしい。
不定期に税理士と公認会計士がそれぞれに別の質問を向けてくるようだが、基本的には管理部にあるデータで回答できる類のものだ。
永田利紀(ながたとしき)
大阪 泉州育ち。
1988年慶應義塾大学卒業
企業の物流業務改善、物流業務研修、セミナー講師などの実績多数。
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