物流担当者は各人が業務の中に自身のこだわりを持っている。
心掛け・心意気・信念・信条と言い換えてもよい。
それはとても大切なことで、拠り所をもたない仕事観は迷走や変節の繰り返しを生む。
物流のような「何も起こらなくて満点」、、、つまり「ゼロ」が最高値となる業務では、
本年もよろしくお願い申し上げます。
私生活では年賀・暑中見舞市場から撤退してはや23年。
取引先には会社が勝手に出してくれていたので、最新の名簿確認のみ。
年始挨拶は営業上の約束事として回っていた。
訪問する側も受ける側も「こういうもの」と、ほどほどの会話でそれなりに。
自社の物流がどうなればよいのか?
これを具体的に話す経営者・経営層は極めて少ない。
が、現場の社員やパート従業員さん達は断片的で対処策ながら、実に明瞭簡潔に即答することが多い。
問題意識が明確で改善後の適当な形が描けているのだろう。
一般の事業会社と同様に運輸や倉庫などの物流関連企業も、往々にして「当社独自」を謳う。
差別化に独自性は必須。
それは理解したうえでの今回である。
他社がやっていないことにこだわり、自社の個性や独自性として訴える。
他社がやっていないことなのに自社がこだわる理由を再考してみる。
永田利紀(ながたとしき)
大阪 泉州育ち。
1988年慶應義塾大学卒業
企業の物流業務改善、物流業務研修、セミナー講師などの実績多数。
ご相談・ご質問等ございましたら、
お気軽にお問い合わせください。