物流よもやま話 Blog

  • 許容限界と解決方法

    カテゴリ: 経営

    企業内の物流部門は名実ともに川下に置かれ、その立場はとても弱い。

    というケースばかりではない。
    社内的には専横と陰口を叩かれるほど、自部門至上主義を貫いていたりする。
    「ここだけの話です」と小声で首を傾げる仕入や営業部門の担当者の顔が何人も浮かぶ。
    ‘ 建前としては完全内製 ’ の自社物流では珍しくない現象だ。

  • 社長が現場を歩くとき

    カテゴリ: 経営

    一般事業会社に多いが、物流部門を営業本部にぶら下げたり商品本部に置く組織構成がある。
    営業本部パターンはキーが「顧客」、商品本部なら「商品」になる。

    忌憚なく申し上げれば、どちらもお薦めしない。

    理由は三つ。
    ・各本部内で全てが収束し、物流機能の諸課題や改善への計画推進が経営問題とならない。
    ・潜在的で根本的なエラー原因を抉り出して払拭しきれないことがとても多い。
    ・なによりも、両本部とも物流の優先順位を上に置けない。

  • 自前物流

    カテゴリ: 経営

    モノを扱う業界ではOEMやPBによる商品調達はごくごく普通の手法となっている。
    なのになぜ物流部門では自社設計による規格の業務を委託するという明確な区分けが存在しないのだろうか?

  • 前提条件

    カテゴリ: 経営

    新しいパート従業員さんが入社してきて、まずは配置される作業場所はどこか。
    リフトマン以外の未経験者ならピッキングゾーンだろう。
    たとえ経験者であっても、自社の物流現場を理解してもらうためには、入社後しばらくはピッキング作業してもらうことがOJTとして最も有効で業務フローやルールの理解に役立つ。

  • 補助輪

    カテゴリ: 経営

    倉庫を持たずに物流業務を丸ごと外部委託したり、自社物流の庫内業務を委託している会社のほとんどは、すでに自社で内製化できる素地が相当に整っている。
    少し乱暴に聞こえるかもしれないが、現実には委託先に上手く使われている状態が常であるからなのだ。
    チャリンコでこけると痛いし危ないので、補助輪つけて走っているうち、外してもゼンゼン大丈夫になっていた。
    それどころか、いつのまにか自社が委託先の品質維持やら効率性維持や宣伝用素材のための補助輪になっている、というようなホラーみたいな実話がよくある。
    いつから?

  • ちょっとしたコツ

    カテゴリ: 経営

    企業物流の改善依頼は二つのパターンがその大半を占める。

    一つは、本当に問題が山積露見していて緊急手術が必要なケース。
    なのに、ある程度の計画期間をかけて吟味しながら遅くとも〇年後までには、、、
    去年でも一昨年でも遅すぎたのではないか?
    とは言えないので、いや年内、遅くても今期の事業年度内にはやりきりましょう。
    と引きつった笑顔で提案。

著者プロフィール

主筆 T_NAG
大阪 泉州育ち。​
1988年 慶應義塾大学卒業。
しかし、ボンボンでもイケメンでもない。

失敗や挫折の数なら、世界規模の自慢大会に出ても結構いい線行くのでは?
と自画自虐しています。

映画と音楽と小説が大好き。
カメラは人生の伴侶みたいなもの。昔は車マニアでしたが、最近は楽にドライブできることが最重要。なので、燃費と快適性が車選びの基本に。

泥臭い努力型の典型なので、弁舌鋭いキレキレな遣り取り、とかは無理です。

【仕事の自慢】
「取引する企業は必ず業績が良くなる」
​何にも替えがたい喜びです。

【好きな言葉】
「粗にして野だが卑ではない」
​絶対に曲げることのない信条です。

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