先月末からコロナウィルス感染者数が減少の一途だ。
このまま下火になって、条件付きでもよいので収束宣言的な発表が待ち遠しくなる。
医療関係者や学者の中にはリバウンドを危惧する声も少なくないようだが、ゼロを目指すのではなく、一定の感染者数を見込んでの制限解除や緩和を望む。
デパートのハナシがわかりいいが、展示販売形態の別によらず、共通レジを通すのであれば、それはすべて「平場」という扱いとなり、すなわち消化仕入対象となる。
とある人物がブランドが占有するインショップで買い物をしたとする。
その購入者の意識としてはブランド≧デパートであることが多いと思うのだが、商取引の力関係としての実態はブランド<デパートなのだ。
家早南友、という名の少年が登場する永井豪氏の奇作――を思い出しつつ、イヤハヤなんともなぁ~、と何度か繰り返してしまったのは数日前。
そのお粗末で奇妙な出来事の顛末を端折って書こうと思うが、何かを示唆したり、訓戒を意図するものではないことをあらかじめ断わっておく。
愚痴まじりの独り言のようなものなので、さっと読み流していただければ幸いだ。
今やスマートフォンにインストールした各種アプリを日常生活の利便に用いている方は多いと思う。不肖ワタクシもいくつかのアプリで決済したり、各種会員サービスを受けている。
割引やポイント還元などがてんこ盛りに用意されていて、提供者の意図のままに連鎖購買や期間優待の誘いに肩まで浸かっている状態だ。
オリンピック・パラリンピックが閉幕し、テレビもネットも数か月前の様相に戻ったようだ。
従来通りのお粗末さよろしく、コロナ禍と与党の総裁選と天気予報ぐらいしか報道のネタがないらしい。今や論う気にすらなれない既存の大手メディアとそれにかかわるジャーナリストや評論家の均一化や単眼化がより顕著であまりにも赤裸々すぎて視聴に耐えない。
「どうかこらえてください。続ければ手が後ろに回ります」
そんな過去の一場面が突然脳裏に立ち上がり、しばらくして消え去った昨夜だった。
ちなみにこのような不意の回想は珍しくも稀でもない。時と場所と相手を変えて、いくつかの出来事の記憶が切り取られてよみがえる。
永田利紀(ながたとしき)
大阪 泉州育ち。
1988年慶應義塾大学卒業
企業の物流業務改善、物流業務研修、セミナー講師などの実績多数。
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