掲題に従って書き始めようとしたら、掲載日である本日はクリスマスイヴであることに気付いた。無宗教であるため祈りを捧げたり、厳かな気持で過ごすこともないが、各家庭や往来に笑顔や歓声があふれる夜であって欲しいと願っている。
金曜日という暦の巡り合わせも気が利いていてよいではないか。
いやはや本格的に寒くなってきた。
特に今週は朝の冷え込みが厳しくなって、場所によっては氷点下かその間際まで気温が下がっているようだ。この分だと路面凍結や濃霧による視界不良が事故につながることも多くなるので、走行時間帯やルートの調整が可能ならば、是非とも工夫してほしいと願う。
次に買い替える車はEVかFCVになるだろう、と自分に言い聞かせるようにしていたのだが、やはり水素燃料の可能性を捨てきれない。
つまり、モーターではなくエンジンの載った車を運転したいのだ。
合理的な理由などなく、単なる好みのモンダイである。
奇妙さを通り過ぎて怖くなってしまうほど一年間が短く感じる。
光陰矢の如しを心底実感しているこの数年なのだが、年々その思いは強まるばかりだ。
師走のこの時期、幼少期には「♪もういくつ寝るとお正月」などと口遊んだのだろうが、今では「♪もういくつ寝るとお葬式」と呟いてしまいそうだ。
勤労感謝の日を境に、一気に真冬モードとなった。街往く人々の装いもコート姿にマフラーや手袋が目立つ。
原油高の影響はガソリンだけでなく光熱費上昇にも直結する。暖房費のかさむ今からは家計への影響が案じられるが、国策として電気やガスなどの料金補助を一案として検討すべきだ。
「あたたかい」は万人にとってありがたく心地よいはずなので、せめて必要最低限の暖房確保を後押しする政策があってもよいのではないだろうか。
先週の掲載でラニーニャの厳冬と書いたものの、まだ冷え込みは鈍く、日中はかなり温かい。日曜日に長い散歩をしたが、長袖のシャツ一枚でも薄っすら汗がにじむ陽気だった。
秋晴れが続いて降水量が平年比大幅減のため、近畿2府2県1450万人の水瓶たる琵琶湖の水位が下がって警戒域に達しているのだとか。「警戒って、、、多少減っても琵琶湖の水はまだまだ仰山あるがな」と能天気な印象を抱いたのは私だけなのか?
なんていうことを感じつつの平穏な週末を過ごした先週だった。
永田利紀(ながたとしき)
大阪 泉州育ち。
1988年慶應義塾大学卒業
企業の物流業務改善、物流業務研修、セミナー講師などの実績多数。
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