若い方々にはもはや馴染みなく常用外の言葉なのかもしれないが、「商流」という言葉は物流以上に前世紀では多用されていた。
ビジネスレターや経済記事、日常の業務会話や商談などでも頻出する単語の一つだったし、取引の始まる前には最初に確認される事項でもあった。
先月告知したとおり、GW前に本社機能を移転した。
新オフィスは期待以上に快適。
ゆっくりとした柔らかい空気の中で働くことのありがたみをかみしめている。
が、もう引越しはしたくない。
という強烈な後味のような印象が今も生々しく残っている。
物流改善に関する事例集や記事は数多い。
さまざまな業種業態の種々ある現場業務、そのミスやトラブルの原因と解決方途、そして事後効果と具体的な実益。
他社の体験談や業務トラブル・奏功事案などの実例は、物流情報の検索者にとって最も興味を引くコンテンツのひとつ。
弊社のWEBにもそれに類するページがある。
昨今の労務基準の改変と順守徹底については、今まで何度も書いてきた。
労働者保護、経営の健全化、労働市場の活性化に向けての、、、
さまざまな人々が意見や評論を声高に述べたり記したりしているが、かえって運用者や経営者には情報の取捨選択が煩雑でややこしい状況となっている。
「百舌鳥・古市古墳群」ついに世界遺産登録。
素直にうれしい。
すべての関係者諸氏のご尽力に心からの敬意と感謝をささげたい。
物流の仕事は地味の極致。
と、改めて書くこともないほど皆様がそう感じていることなのだが、内容についてはあまり知られていないようなので、今回のエントリーでほんの少しだが詳らかにしてみたいと思う。
意外にお感じになる向きも多いかもしれないが、物流現場はデジタル化の進んだ部門。
永田利紀(ながたとしき)
大阪 泉州育ち。
1988年慶應義塾大学卒業
企業の物流業務改善、物流業務研修、セミナー講師などの実績多数。
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