物流よもやま話 Blog

  • うちの倉庫はダメだよな【4】

    カテゴリ: 余談

    【管理部からの質問】

    棚卸データの差異で管理部から問い合わせがあった。
    この前は税務調査後に税理士からの質問や依頼項目がまとめて送信されてきたが、今回は公認会計士からの要望と確認事項がいくつかあるらしい。
    不定期に税理士と公認会計士がそれぞれに別の質問を向けてくるようだが、基本的には管理部にあるデータで回答できる類のものだ。

  • うちの倉庫はダメだよな【3】

    カテゴリ: 余談

    【商品部からの指示】

    昨日の夕方に商品部の仕入担当者からメールが届いていた。
    「X社***-01の販促協力添付品の入荷処理について」という表題の長い文章だったが、要は値引き代わりの添付入数を簿外処理するようにということだ。
    同一品が11ケース入庫するが10ケースしか入荷処理してはならない。

  • うちの倉庫はダメだよな【2】

    カテゴリ: 余談

    【営業部からのクレーム】

    また営業からクレームだ。
    P社への誤出荷らしい。今月に入って二回目だ。
    一回目は入数不足だった。今回のは品番違い。
    アナログ作業でのバラ出荷だから完全に防げないのが実情なのだが、それは禁句だ。

  • うちの倉庫はダメだよな【1】

    カテゴリ: 余談

    物流業務はクレーム業務と言い換えてもよいほど、何らかのミスが付いてまとう。
    「今月はノーミス・ノークレームだった」なんていう言葉を吐ける倉庫会社や自社物流部門はめったにない。というより「ほんとうは」皆無に近いだろう。

  • ローカル・ロジスティクス【3】

    カテゴリ: 経営

    ― 承前 ―

    地方自治体が物流機能を中心に据えた事業計画を策定する場合、二つの要素が必要であると前章までで説明した。
    ・食料品や日用品などの生活必需品の確保
    ・域内にくまなく物資がいきわたるルートや手段の用意
    さらには、生活用品を入手する行為そのものが、日々の日常会話や交流のもとになっているのであればなおよいと考えている。

  • ローカル・ロジスティクス【2】

    カテゴリ: 経営

    ― 承前 ―

    人が生きる上で、衣食住と水道光熱の確保は基本的なことだ。
    そして家庭のひとまわり外側にある地域という社会生活の単位もしかり。
    なぜならそこへの所属意識やコミュニケーションも欠いてはならないものだからだ。
    「つながり」「やりとり」「ふれあい」などに姿かたちはない。
    しかしながら家族や家庭だけでは得られない「大切なもの」はそこから生まれる。

著者プロフィール

永田利紀(ながたとしき)
大阪 泉州育ち。
1988年慶應義塾大学卒業
企業の物流業務改善、物流業務研修、セミナー講師などの実績多数。

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