物流よもやま話 Blog

  • 玄人の物流現場「この上ない」の正体

    カテゴリ: 余談

    物流倉庫はパート従業員で成り立っている。
    組織的には正社員が運転し、車掌の役目も果たしているバスのように見えるが、実は乗員であるパートさんたちが降りてしまうと物流現場というバスは運行できなくなる。
    社員だけで動かすと、すぐに事故を起こしたり、出端にエンストしたりする。
    車庫入れさえまともにできなかったりする。

  • 差押えと差控えの修羅場

    カテゴリ: 経営

    物流の仕事をしていると、避けて通れない出来事の一つに企業の経営破綻がある。
    完全な破綻もしくは破綻処理に差し掛かった時点で、在庫保管場所の倉庫にも作用が及ぶ。
    平たく言えば、荷主が破産手続きを開始したり、債務不履行で債権者から仮差押え手続きをとられたり、、、である。

    荷主企業が自社倉庫運営ならば、在庫に係る債権債務の処理はその関与者だけで進むのだが、外部委託倉庫を利用している場合、少し事情が違ってくる。

  • 物流事故の「自損と他損」

    カテゴリ: 実態

    物流業務はミスとの闘いである。
    と、繰り返し言い続け、書き続け、寝言にまで。

    が、ほとんどの場合、その原因は内部にある。
    取引先の無理難題強要による不可抗力的な、、、なんてことは極めて少ない。
    ‘ 顕在現象 ’に外部要因が影響していることを否定しないが、過去から今に至るまでそれを放置し続け、修正や改変の行動を起こしていないのであれば、間違いなく内部体質の問題である。
    文頭にある「ミスとの闘い」は「自社体質との闘い」と言い換えるほうが解りいい。

  • 文明の利器+物流現場=関所通行料

    カテゴリ: 実態

    少し前のことになるが、RFID;いわゆる「ICタグ」の講習会に参加した。
    数年前から情報は得ているし、顧客から導入相談されたこともあった。
    ある程度は理解しているつもりなのだが、系統立てて基本から学んだことがない。
    というわけで、初心にかえって学んでみよう!
    と申し込んだのだ。

    「公的機関主催」の体で募集するが、実際は私企業の自社商材啓蒙と営業プレゼン。
    従ってタイヘン如才ない。無料でお茶まで出してくれる。
    参加費無料でお茶付き・・・なんか買わされる寄合に多いなぁ~、これって。
    とか思いながらセミナー開始。
    なんといっても企業の営業活動なのだから、中身は参加者にとても親身で愛想と揉み手が絶えない。
    デモ係のたどたどしい説明と現場事情の不勉強はご愛敬ながらも、アホみたいに冗長なプログラム以外は好感の持てる進行だった。

  • 入出荷ミスと在庫差異と「たかが・されど」

    カテゴリ: 本質

    その経営者は「入荷ミスも誤出荷も在庫差異も有ってあたりまえ」と断言した。
    物流屋の理屈を理解はしても認めず、顧客へのサービスは頻繁な新商品入荷と低価格が唯一無二という自身の信条を曲げず、自社の物流に高品質という言葉は不要と笑顔で言い切った。

    小売業ゆえ毎日店舗で品物が出てゆく。
    売り切れになるなら有難いが、現実には売り切りを強いている毎日なのだとか。
    店頭で売り切るなら、手段は「見切・値引」が手っ取り早い。

  • 「対前年」の物流経費予算と在庫換金

    カテゴリ: 余談

    「対前年」とはあらゆる経営指標の比較に最も用いられる表現である。
    反面それが企業の本質的な数字把握を鈍らせている原因であることが多い。
    昨年対比というのは、相対比較であって、売上にしても利益にしても経費にしても、「なぜそうなるべきなのか」「なぜそうなったのか」は、もう一歩踏込んで解析しないと判明しない。
    昨年度と何もかもが全く同一の諸条件、、、諸環境・諸事情・総社員・総顧客・総商品、、、のようなありえない想定でしか純粋な対比評価はできないのだが、「そのへんは置いといて」「とりあえず便宜上の」「まぁ世間一般そうだから」「じゃあ代案あるのかよ!」「いいじゃねぇかこれで」、、
    がまとめの言葉として吐き出される。

著者プロフィール

主筆 T_NAG
大阪 泉州育ち。​
1988年 慶應義塾大学卒業。
しかし、ボンボンでもイケメンでもない。

失敗や挫折の数なら、世界規模の自慢大会に出ても結構いい線行くのでは?
と自画自虐しています。

映画と音楽と小説が大好き。
カメラは人生の伴侶みたいなもの。昔は車マニアでしたが、最近は楽にドライブできることが最重要。なので、燃費と快適性が車選びの基本に。

泥臭い努力型の典型なので、弁舌鋭いキレキレな遣り取り、とかは無理です。

【仕事の自慢】
「取引する企業は必ず業績が良くなる」
​何にも替えがたい喜びです。

【好きな言葉】
「粗にして野だが卑ではない」
​絶対に曲げることのない信条です。

最近の記事

アーカイブ

カテゴリ

お問い合わせ Contact

ご相談・ご質問等ございましたら、
お気軽にお問い合わせください。

072-979-7400

営業時間 平日 9:00 - 18:00

お問い合わせフォーム