物流よもやま話 Blog

  • あなたは物流部門に必要な人

    カテゴリ: 本質

    健康診断してきたが、今年も小太りのままだったので、非常に不本意である。
    という愚痴はどうでもよい。

    何度か書いているが、物流の仕事についての誤解や誤認を正すことが仕事の一部となって久しい。特に自社物流にかかわる際には、年がら年中手を変え品を変えての説明を絶やさない。

  • 今でも正解がわからないこと

    カテゴリ: 本質

    長く心にとどまって、ふと思い出す事案がいくつかある。
    私の場合、その種の回想が他人様よりも多いのではないかと思えてしかたない。中でも仕事に係るものについては「正解や結論が未だにわからぬままである」という要素が多分にみられ、今こうして書いている最中でも、低くうなりながら首を傾げて考えてしまう。

  • 本当にすっかり忘れているのです

    カテゴリ: 本質

    先月のハナシだが、またもやスットコドッコイな受け答えをやらかしてしまった。
    とある物流改善にまつわる一連の遣り取りを聞いて、「実に的確で素晴らしい意見です。いやはや目からうろこが落ちるような内容ですね」と素直に感動しつつ返した。
    それを聞いた相手は「・・・あの、その、これは永田さんの書かれたコラムをそのまま転用しただけです」と思いっきり困惑しつつも、最後は苦笑まじりに返答していた。

  • 口鼻ピアスとタトゥーと金ロン毛

    カテゴリ: 本質

    この数年来「年度末は気ぜわしい」という決まり文句があまり聞こえてこなくなった気がするが、読者諸氏はいかがお感じだろうか。
    そもそも3月を年度区切りにする事物が減っているような気がするし、各メディアでの記事数も相応にというのが実感である。

  • そんなに要るのか?「斬新」やら「画期的」やら

    カテゴリ: 本質

    この数年来、新たに発売される物流機器やシステムに対して「もういいってば。そんなに斬新で挑戦的で画期的でなければならんもんか」と呟くことが多い。
    その愚痴や辟易は自動車のデザインや機能にも感じている。安全を追求する開発については大賛成だが、環境寄与念仏や装備充実合唱が過ぎるのはいかがなものかと思う。

  • セルフレジを利用するたびに

    カテゴリ: 本質

    今やレジの無人化は必達目標となりつつあるらしい。
    という言葉を何度となくつぶやくようになったのは、米国の小売市況や市場参加者たちの投資主眼を知るべく情報収集することが常となってからのことだ。
    わが国でも「最先端技術」「未来の店舗では」などのニュアンスのまま、来るべき明日のハナシとして取り上げられることが多いが、現段階では小売り先進国から「貴国はもはや周回遅れに近い状況なのですよ」と嘲笑されても致し方ないようだ。

著者プロフィール

永田利紀(ながたとしき)
大阪 泉州育ち。
1988年慶應義塾大学卒業
企業の物流業務改善、物流業務研修、セミナー講師などの実績多数。

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