物流よもやま話 Blog

  • 口鼻ピアスとタトゥーと金ロン毛

    カテゴリ: 本質

    この数年来「年度末は気ぜわしい」という決まり文句があまり聞こえてこなくなった気がするが、読者諸氏はいかがお感じだろうか。
    そもそも3月を年度区切りにする事物が減っているような気がするし、各メディアでの記事数も相応にというのが実感である。

  • そんなに要るのか?「斬新」やら「画期的」やら

    カテゴリ: 本質

    この数年来、新たに発売される物流機器やシステムに対して「もういいってば。そんなに斬新で挑戦的で画期的でなければならんもんか」と呟くことが多い。
    その愚痴や辟易は自動車のデザインや機能にも感じている。安全を追求する開発については大賛成だが、環境寄与念仏や装備充実合唱が過ぎるのはいかがなものかと思う。

  • セルフレジを利用するたびに

    カテゴリ: 本質

    今やレジの無人化は必達目標となりつつあるらしい。
    という言葉を何度となくつぶやくようになったのは、米国の小売市況や市場参加者たちの投資主眼を知るべく情報収集することが常となってからのことだ。
    わが国でも「最先端技術」「未来の店舗では」などのニュアンスのまま、来るべき明日のハナシとして取り上げられることが多いが、現段階では小売り先進国から「貴国はもはや周回遅れに近い状況なのですよ」と嘲笑されても致し方ないようだ。

  • 台風一過の朝に

    カテゴリ: 本質

    この原稿を書いている今は20日火曜日。強烈な台風が通り過ぎ、夜明けとともに天候が回復してきた。風はまだやや強いものの、非常にさわやかで涼しく、秋の気配が漂っている。
    事前の警戒報道が有効だったようで、近畿地方は大きな混乱なく連休明けの今朝から通勤や通学の日常を取り戻している。

  • 消えゆく言葉、生まれる言葉

    カテゴリ: 本質

    ゴールデンウイーク後半は天候に恵まれているせいか、近所の公園でさえ混雑する毎日だ。
    この数年の傾向としてバーベキューを楽しむ人々が目立つ。テントが張れる場所では、まさに「テント村」という様相の密集状態となっており、屋外レジャーの大流行がうかがえる。
    ただし、離れ眺める者には街中よりも過密化している異様さのほうが勝ってしまうのだが。

  • 自尊心は知恵と工夫の母

    カテゴリ: 本質

    今さらながら基本は大事。今よりも道具や機器に恵まれていなかった時代の物流人たちがいかに偉大だったのかを改めて痛感したのは先日のことだった。
    簡単なようで実は難題かもしれないという、どの会社の誰にでもあてはまりそうな内容かと思うので、読者諸氏も自分事としてお考えいただければ幸甚だ。

著者プロフィール

永田利紀(ながたとしき)
大阪 泉州育ち。
1988年慶應義塾大学卒業
企業の物流業務改善、物流業務研修、セミナー講師などの実績多数。

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