
というわけで大手個配各社は一車当たりの配達完了数が想定よりも下がることは承知で、あえて60歳以上のジジババ配達員を積極的に募集している。
「うちは大々的でも積極的でもない。できるなら高齢者の雇用や委託を増やしたくない」
という事業者があるなら、そんな意識は即刻捨てたほうがよいと申し上げておく。
先入観や偏見は機会逸失や利益損失の元になる。まずは試してみるべきだ。
読者諸氏にも甚大な被害の出た倉庫火災の映像は未だ生々しいはずだ。
関東圏と近畿圏で鎮火直後の現場を視察してきたわが身としては、視覚以上に嗅覚の記憶として忘れることができない体験になっている。
鎮火して数週間経過してなお、近隣に強い焦臭を漂わせ続ける燃え落ちた倉庫建屋。
その黒い残骸は画臭一体となって鮮明なまま脳裏に焼き付いている。
先週に引き続き冬季ネタであります。
あえて“冬季”としたのは、
「発熱・保温などの高機能繊維でできたインナーウエアを制服同等物とする」
のなら、夏場のTシャツやポロシャツなどと同じく、
「退職時要返却の貸与品とするのか無償支給品とするのかの判断がより難しくなる」
というモンダイが近年増えているからだ。
物流屋の端くれとして気象庁発表の長期予報は丁寧に読むようにしているが、最近では気象予報士の方々が個人で開設している動画チャンネルを併せ視ることが常になっている。
役所解説より平易で要点が明快なうえに、独自作成らしき図解がありがたい。予報には個人差があり、その解説にもそれぞれの個性や着眼の違いがあって面白く興味深い。
現場を知らずして巡回などできるはずがない。
しかし現場を知っているだけでは、巡回時に気付いたり立ち止まったり虫が知らせたりはしない。現場とそこに繋がるいくつかの線の先にあるモノを把握していなければ、現象として目前で起こっている事態の因果を特定できない。
販売全般に係る事業の上半身の健康診断や体力測定などに併せて、下半身たる物流や管理の機能評価がなされる。
その結果として、雨降って…や、災い転じて…のような事例も少なくないので、そういう機会に遭遇すれば今まで「一応伝えた後にひっこめてきた」正論が通ることもある。
永田利紀(ながたとしき)
大阪 泉州育ち。
1988年慶應義塾大学卒業
企業の物流業務改善、物流業務研修、セミナー講師などの実績多数。
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