物流よもやま話 Blog

  • 物流機能を内製化するには

    カテゴリ: 経営

    自社物流業務の改善と品質維持、社内研修や教育システム構築、事業会社の物流コスト評価や機能判定などが私の生業――は旧知の読者諸氏には周知のことかと思う。
    そして自論たる「強い物流機能の設計・運用」の趣旨とは、必ずしも完全内製化を指すものではなく、むしろ外部委託を活用してハイブリッド運用するというのが本意なのだ。

  • そんなに要るのか?「斬新」やら「画期的」やら

    カテゴリ: 本質

    この数年来、新たに発売される物流機器やシステムに対して「もういいってば。そんなに斬新で挑戦的で画期的でなければならんもんか」と呟くことが多い。
    その愚痴や辟易は自動車のデザインや機能にも感じている。安全を追求する開発については大賛成だが、環境寄与念仏や装備充実合唱が過ぎるのはいかがなものかと思う。

  • 今年もだらだらと書き初め

    カテゴリ: 信条

    今回の年末年始はとても短く感じたが、読者諸氏はいかがお過ごしであったか。
    巷では4日もしくは5日からの始業が多いと聞く。とはいえテレワークが勤務体系に定着した企業では、一堂会しての俗にいう「仕事始め」は有名無実となりつつあるのだとか。
    そういえば暮れの「仕事納め」も同様だったと思い返した。

  • エンドクレジット2022

    カテゴリ: 信条

    今年の振り返りなどもはや書くまでもないが、戦争と疫禍の泣きっ面を物価高と円安という蜂が刺すという一年だったように感じている読者諸氏が大多数なのではないかと思う。
    年初の冬季五輪と年末のサッカーワールドカップが、長い暗迷で疲弊していた人々に明かりを灯すような励ましと高揚感をもたらしてくれたことが救いだった。

  • 大雪と交通停滞と電気自動車

    カテゴリ: 実態

    12月半ばを過ぎて、急激に寒気が強まった。新潟では短時間大量降雪によって高速道路や鉄道が止まり、幹線道路ではスタック多発。特に雪中で長時間の立ち往生に巻き込まれた車両では暖気維持と飲食物確保、そしてあまり報道されないがトイレの問題は深刻だったはず。
    当事者同士の協力以前に、拙速を厭わず行政が即座に身を乗り出して救援出動しなければならない。今回のように自衛隊への出動要請は躊躇なく実行してほしいと心底願う。

  • はたして「Amazonビックリ」なのか?

    カテゴリ: 実態

    つい先日アマゾンで買い物した際にトラブルとなった。
    カスタマーサービスとの煩雑でもどかしいやり取りの末に事態は解決して、遅れること10日余りで当初の希望通りに買い物できたのだが、個人的には「へぇ~、アマゾンでもまだそんなことがあるのか」という顛末には怒りや憤慨よりも驚きの方が勝る結果となった。

著者プロフィール

永田利紀(ながたとしき)
大阪 泉州育ち。
1988年慶應義塾大学卒業
企業の物流業務改善、物流業務研修、セミナー講師などの実績多数。

最近の記事

アーカイブ

カテゴリ

お問い合わせ Contact

ご相談・ご質問等ございましたら、
お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせフォーム