物流よもやま話 Blog

  • 十人十色な「数字の読み方」

    カテゴリ: 経営

    ある程度の場数を踏んだ物流屋ならば、業種業態と売上および利益率と客単価など数項目の概数を聴けば、速算で必要な床面積と必要人員数が出せるはずだ。ということは物流コストも「なんとなくこれぐらいの幅に収まるだろうなぁ」と浮かんでいるはずで、その数値は詳細なヒアリングの後各作業項目に単価を設定して算出した数値とたいして誤差はないと思う。

  • あれから十日あまり

    カテゴリ: 本質

    物流業界が取り組める具体的な方策とは、災害時の物資供給だけではなく、避難所としての解放。さらにはその堅牢性を活かして、災害対策施設の補助機能などが即座に思い浮かぶ。
    方形で平坦で広いという特性を災害時に活かす知恵を平時に考察しておくことは大変有意義だし、実際にそのような動きが始まっている事例も承知している。

  • まずはお見舞いであります

    カテゴリ: 信条

    能登半島地震による被災者の皆さまとそのご縁者の方々に心よりお見舞い申し上げます。
    一刻も早い復旧を心からお祈りしております。
    被災地においてはせめて天候が穏やかでありますよう願ってやまぬ次第です。

  • エンドクレジット2023

    カテゴリ: 本質

    2023年は疫病への警戒が弱まり、委縮・膠着していた世界中の諸事が回復に転じた一年だった。一方でいただけないのは遠い地での戦争やその炎に薪をくべるような大国の動きだ。
    Logistics(兵站)という言葉の始まりを今さら説明しないが、現代となった今も死語と化さず、戦地で機能しているという事実には暗く深く沈みこむような気分に陥ってしまう。

  • 明日できることは今日しない

    カテゴリ: 本質

    ワタクシ的結論は「時間猶予を認める」である。
    誰に対しての言葉かといえば、まずは顧客。次に顧客に対面する営業部門。さらには経営層。
    ちなみに時間猶予に拒否反応や即座に拒絶するのは上述とは逆の順番、、、つまり顧客から遠い順に「そんなことはできない」と始まることがもっとも多いパターンだ。

  • クリスマスケーキと餅代

    カテゴリ: 余談

    このところやたら温いので、来る寒気への気合十分な心構えが肩透かし状態になっている。
    と思ったら、来週からはいきなりの大寒気到来。近畿北部では積雪になりそうなのだとか。
    昨年のような短時間局所ドカ雪による交通・物流マヒは勘弁願いたいが、白銀で飾られた日本海沿岸の雪景色を眺めながらのドライブは大いなる愉しみでもある。

著者プロフィール

永田利紀(ながたとしき)
大阪 泉州育ち。
1988年慶應義塾大学卒業
企業の物流業務改善、物流業務研修、セミナー講師などの実績多数。

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