物流よもやま話 Blog

  • 三寒四温と衣更と花見

    カテゴリ: 余談

    春先は気温変化が激しい。それにつけて天候不順なので、外出時の服装が難しい。
    朝肌寒くても、日中は暑いぐらいの陽気。
    出かける時は快晴でも午後から強い雨。天気予報は「終日好天でしょう」だったのに、、、と恨めしく空を仰ぎ見るなんてことも珍しくない。
    「暑い」未満の暖気は現場にありがたいが、極端な日較差は体調管理に障り多い。

  • 物流人のゴハン事情

    カテゴリ: 実態

    わが国で一定頻度の在宅勤務が恒常化することはもはや疑いないところだが、俗にいうエッセンシャルワーカーたちは従前どおり現場に出て働かねばならない。
    言うまでもなくその中には物流現場の従業員も含まれているわけで、コロナ禍以前からの大いなる懸案事項である「現場のゴハン事情」については、ますます困ったことになっていると見聞きする機会が増えている。

  • 自社物流回帰の予感

    カテゴリ: 予測

    戦争と疫災によって、世界中に閉塞感を伴う不安が漂っている。
    まさに降って湧いたような災いの最中にあって、わが国の物流業界は縮小基調とも闘いながら利益確保に尽力せざる得ない。そんな中で欠片のような明るい兆しを模索する毎日なのだが、何をもって希望や未来を謳うべきかを考えるなら、まずは「満足の中身」を再定義する必要があるという結論に行き着く。

  • もうそろそろ戻さないと、という空気

    カテゴリ: 実態

    疫災による制限や自粛が謳われて2年余り。
    しかしながら、今春以降は俗にいう ‘ With Covid-19 ’ フェーズへと進む気配に満ちている。
    どこの誰かが明確に宣言したり、政府が強烈なリーダーシップと共にかけ声を発しているわけでもないのだが、私の行動圏や見聞きする情報ソースでは「どうもそんな雰囲気が強まっている」という気がしてならない。

  • 物流倉庫の敷地内喫煙モンダイ

    カテゴリ: 経営

    ずいぶん前から問題提起しているハナシなのだが、物流倉庫における喫煙場所設置の是非についての所見を再度述べてみたい。
    発生から鎮火までに長期間を要し、黒焦げた悲惨な残骸と化す倉庫建屋の火災事故を見聞きするたびに、脳裏に過る想いはいつも同じ――かつて喫煙者だった身としては、昨今の強硬な嫌煙推進の論調にはもろ手をあげて賛同しかねるにしても

  • 上がる最低賃金、下がる平均所得

    カテゴリ: 予測

    今年以降も労働力不足と非正規雇用人員(もういいかげんこの表現はなんとかならんもんか)の時間給上昇は続くだろう。
    特にEC事業者の物流現場もしくは類似形態の倉庫内労働者の募集単価は全国的に上昇を続けており、毎年上がる最低賃金の底上げ作用もあいまって、この5年ほどで2割程度上積みされたというのが実感だ。

著者プロフィール

永田利紀(ながたとしき)
大阪 泉州育ち。
1988年慶應義塾大学卒業
企業の物流業務改善、物流業務研修、セミナー講師などの実績多数。

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