
倉庫建屋の清掃に高圧洗浄機を用いた際のよくある事故。それは「庇下の照明器具や防犯カメラおよびそれらに接続されている人感センサーを勢い余って誤射&破損」が最多であろう。
「あちこちで盛大に張り巡らされた蜘蛛の巣、古い燕の巣跡を洗浄除去しているうちに、高圧水が機器を直撃して」が圧倒的多数を占めるのではないだろうか。
常々思っていることのひとつに、「しかまぁ、似たような書式やデータ集約ファイルが、年次も作成者も別々に点在している物流部門のなんと多いことか」というのがある。
作成前に調べればよいのだろうが、おそらく指定場所がないか、あっても集約収納されていないか、作成者が個々にファイル保管していて、その都度グループウェアかメール添付で共有しつつ、用が済んだら誰もそのファイルを見直さないので、、、とか。
どうやらあと三年ぐらいでは猿の奴隷としてピッキングしたり配送したり、AIが支配する世界で機械に追いかけまわされたあげくに駆除されたり、、、は、たぶんなさそうである。
じゃあ、どーなっているのだろうか?
物流現場は殺風景。
というのが昭和から平成初期の常だったが、それ以降――21世紀になったあたりから現場の景色に変化が目立つようになってきた、、、と記憶しているのは私だけなのだろうか。
まず床の色――濃いグリーンやグレーから淡いベージュやブルーが増えはじめた。
中には高コストながら淡色の仕上がりが圧倒的に美しいカラーコンクリートの床もチラホラと目にするようになった。
そういえば自身にかかわりある大きな物流事故も5月だった、、、
ことにたった今気がついて、一気に不快になってしまった。
5月のインケツ事件の数々を思い出しつつ書くうちに、ハナシの流れが呼び水となって「嫌なことと忘れたいことが格納されている記憶の匣」から這い出してきたのだろう。
そして自家用車による通勤(通勤に限らず常に、が真っ当)であっても職業意識は必添であってほしいと願うワタクシなのだが、読者諸氏はいかがお考えだろうか。
「物流で食っている」
「倉庫も運送も届けることを目途として成り立っている」
「荷を届ける経路=道路を通行するのだから、できれば常時が好ましいが、せめて勤務先との往復時には“自身もプロの端くれ”という矜持をもって運転しよう」
永田利紀(ながたとしき)
大阪 泉州育ち。
1988年慶應義塾大学卒業
企業の物流業務改善、物流業務研修、セミナー講師などの実績多数。
ご相談・ご質問等ございましたら、
お気軽にお問い合わせください。