
物流業界内での転職は依然として活況。
近年では営業倉庫から自社物流への転職希望者が多いとも聞く。
もちろんながら具体的な事例は書けぬが、結構な比率で転職者・採用側の双方が、
「うまくいっていない」
「こんなはずでは」
と感じているのが実態だと言い添えておく。
春先はややこしいハナシが多いうえに体調もよろしくなくなる。
不調の主因は花粉と黄砂と年度末と新年度であるが、いずれも不可抗力なので黙して耐え忍ぶしかない。そのうえに体重が増え続けており、非常に不快である。
節制や我慢が苦手なので自業自得であることは自覚している。
どうしてガムテープのことを調べたのかというと、
「ガムテープは永らく唯一無二のまま庫内で絶対的立場ではないか」
「自動化やデジタル化の波などどこ吹く風ともいえる威容はアッパレ」
「廉価有用・不変継続という点で、ガムテープは間違いなく最高評価」
なんてことを、先日ふと思ったからだった。
過去の実績に敬意を払うことは当然。
しかしながら往く道に掲げておくものではないはず。
特に自社物流は内弁慶になりがちで、伝統ある優良企業ほどその傾向が強い。ガラパゴス諸島はエクアドル沖にあれば十分で、企業内には無用で不要だ。
返答に困る似たような問いには、
「転職するならどこの物流会社や自社物流がよいでしょうか」
「レベルの高い物流会社はどこでしょうか」
「物流会社と自社物流ならどちらがお勧めですか」
などがある。
一方通行物流ならば理屈や仕組の起承転結は諧調のまま完結するかもしれない。
しかしひとたび逆方向は並走する両側通行物流――時として逆方向は二車線や三車線ということもあったりするならば、復路は往路と打って変わって乱調の連続となる。
イレギュラーや規定外に対峙するのはニンゲン様の役目。
永田利紀(ながたとしき)
大阪 泉州育ち。
1988年慶應義塾大学卒業
企業の物流業務改善、物流業務研修、セミナー講師などの実績多数。
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