
しかしながらわが業界には「大型連休こそ働きたい」という人が一定数いる。昔も今もその傾向に変わりはなく、今年のGW も進んで出勤する社員やパートさんたちは多い。
休日出勤手当や時給の割増に加えて、事業所によっては昼食支給(ちょっと豪華なこと多し)、業務が早く終わっても8時間分の時給保証、など通常勤務より厚遇だったりする。
運賃や荷役料を抑えつけられている事例で多いのは、
「元請けが下請けに出した仕事を孫請けに再委託して、ひどい場合にはさらに曾孫請けまで存在、、、のような同業内での多重下請けがもたらす薄利もたれあいの常態化」
である。つまり荷主が直接関与しない場所で仕組や利益配分が決定されている。
物流業界内での転職は依然として活況。
近年では営業倉庫から自社物流への転職希望者が多いとも聞く。
もちろんながら具体的な事例は書けぬが、結構な比率で転職者・採用側の双方が、
「うまくいっていない」
「こんなはずでは」
と感じているのが実態だと言い添えておく。
春先はややこしいハナシが多いうえに体調もよろしくなくなる。
不調の主因は花粉と黄砂と年度末と新年度であるが、いずれも不可抗力なので黙して耐え忍ぶしかない。そのうえに体重が増え続けており、非常に不快である。
節制や我慢が苦手なので自業自得であることは自覚している。
どうしてガムテープのことを調べたのかというと、
「ガムテープは永らく唯一無二のまま庫内で絶対的立場ではないか」
「自動化やデジタル化の波などどこ吹く風ともいえる威容はアッパレ」
「廉価有用・不変継続という点で、ガムテープは間違いなく最高評価」
なんてことを、先日ふと思ったからだった。
過去の実績に敬意を払うことは当然。
しかしながら往く道に掲げておくものではないはず。
特に自社物流は内弁慶になりがちで、伝統ある優良企業ほどその傾向が強い。ガラパゴス諸島はエクアドル沖にあれば十分で、企業内には無用で不要だ。
永田利紀(ながたとしき)
大阪 泉州育ち。
1988年慶應義塾大学卒業
企業の物流業務改善、物流業務研修、セミナー講師などの実績多数。
ご相談・ご質問等ございましたら、
お気軽にお問い合わせください。