
巨大ファンドの内陸型倉庫建設着工のピークが過ぎようとしている。
おそらく竣工ラッシュを迎える2年後以降には、国内大手ディベロッパー以外の開発案件は激減するはずだ。
あくまで私見だが、そろそろ保管料相場の高止まり幻想が消え去るのだと感じている。
現状の市場環境に一喜一憂することなく、潤沢な資金で長期的展望と計画のもとに粛々と開発を手掛ける国内の旧財閥系をはじめとする数社以外は、実態の賃料相場や空室率の動向を注視しつつ、近づく潮目の変化を探る
企業の倉庫業務は外部者から視えにくいが、その中身が及ぼす影響は大きい。
厄介なのは「何かおかしい」「言ってることとやってることが」「意外にルーズでいい加減なのかもしれない」「期待していたが、こんな体たらくだとは」
のような言葉で企業としての信用や信頼を失う要因になるところだ。
今回の題名だが、「極論のススメ。盆暮正月深夜早朝」にしようか迷った。
極論ではなく正論になるだろうと妄信しているので、やっぱり違う、、、
というわけで掲題を変更したのだった。
働き方の改革ではなく、必然的な構造変化。
過去にも似たようなことを何度も書いてきたし、あちこちでたくさんの方々に話してきた。
かなり分散化しつつあるとはいえ、やはり圧倒的多数が来週は夏季休暇。
この掲載なんか誰も読まないはずなので、言いたい放題や夢に見た話なんてことまでだらだらと書いてしまおうと思う。
不真面目極まりないので、ちゃんとした人はパスしてください。
今年も酷暑の日々がやってきた。
エルニーニョ現象が6月で終わり、今季の台風発生数は例年並みになるらしい。
10月までは夏季と表現してしまいそうな気象の実態にうんざりしてしまう。
市場での評価や勝利という言葉が指し示す意味は時代と共に変化してゆく。
長期的な基礎的条件の予測によって、勝ち方や生き残り方の舵取りが左右される。
近年は以前にまして「構造」と「情報」という要素が企業業績に大きく関与している。
制御が難しい「構造」や、毒にも薬にもなりえる「情報」というナマモノをどう扱うかは、業績だけでなく内部統制にまで大きな影響を及ぼす。
永田利紀(ながたとしき)
大阪 泉州育ち。
1988年慶應義塾大学卒業
企業の物流業務改善、物流業務研修、セミナー講師などの実績多数。
ご相談・ご質問等ございましたら、
お気軽にお問い合わせください。