物流よもやま話 Blog

  • 物流業務:事故原因の「自損と他損、内部と外部」

    カテゴリ: 実態

    物流業務はミスとの闘い。
    と、繰り返し言い続け、書き続け、夢でうなされ寝言にまで。

    ほとんどの場合、間違いの原因は内部にある。
    取引先の無理難題強要による不可抗力的な、、、なんてことは極めて少ない。

  • RFIDワールドへの道と関所通行料

    カテゴリ: 実態

    少し前のことになるが、RFID;いわゆる「ICタグ」の講習会に参加した。
    数年前から情報は得ているし、顧客から導入相談されたこともあった。
    ある程度は理解しているつもりなのだが、系統立てて基本から学んだことがない。
    というわけで、初心にかえって学んでみよう!
    と申し込んだのだ。

  • たかが物流…されど物流

    カテゴリ: 本質

    その経営者は「入荷ミスも誤出荷も在庫差異も有ってあたりまえ」と断言した。
    物流屋の理屈を理解はしても認めず、顧客へのサービスは頻繁な新商品入荷と低価格が唯一無二という自身の信条を曲げず、自社の物流に高品質という言葉は不要と笑顔で言い切った。

  • 「対前年」の物流経費予算と在庫換金

    カテゴリ: 余談

    「対前年」とはあらゆる経営指標の比較に最も用いられる表現。
    反面それが企業の本質的な数字把握を鈍らせている原因であることが多い。
    昨年対比というのは、相対比較であって、売上にしても利益にしても経費にしても、「なぜそうなるべきなのか」「なぜそうなったのか」は、もう一歩踏込んで解析しないと判明しない。

  • 多拠点物流の理由と矛盾と含み益

    カテゴリ: 本質

    中小企業の国内物流機能を多拠点化することは悪だと考える。
    最大限に譲歩しても、企業内外で無検証の放置物としか評価できない。
    この狭い国土内での物流に関しては疑いなく無益多損となる。
    そうせざるを得ない理由の説明や経緯はたくさん聴いてきた。
    さまざまな企業の似たような内容の話を。

  • EC物流とそうじゃない業態の事情

    カテゴリ: 実態

    毎度思うのだが、EC専業会社の物流業務はシンプルでルーティン化しやすい。
    週頭や大型連休明けの出荷大波に対応することぐらいしか苦労は無い。
    その他、製造工場が廉かろう悪かろうな場合、入荷時検品が煩雑で、入荷予定数と実計上数の乖離にムラがあって、不要な手間とそのコストが発生するぐらいのものではないか思う。

著者プロフィール

永田利紀(ながたとしき)
大阪 泉州育ち。
1988年慶應義塾大学卒業
企業の物流業務改善、物流業務研修、セミナー講師などの実績多数。

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